chronic life

I can (not) have relations.

役者魂!/第六回

面白いと想うんですが、それを巧く言語化出来ないんですよねぇ、不思議と。まぁ、元々そんな理詰めの感想とか、書いている方も読んでいる方もあんまり面白くないだろうし、そもそも理論的なドラマ感想なんて、あたしにゃあ到底書けませんがね。しかし、一視聴者としては完全に瞳美目線で観ているもんだから、桜子や本能寺の反応が些か理不尽に感じられるところも多少はありましたが。あのいい加減なアントーニオが、一言ポロッと「合コン」と云ったからって、それをあんなにすんなり信じるもんかねぇ。これまでの瞳美の面倒見の良さを考えれば、そんなの薄っぺらなその場逃れの嘘だって判りそうなもんだけどなぁ。前回の勘違いでも想ったけど、桜子って僕が想っていたよりもそんなに頭良くないと云うか、勘が鋭くないんだよなぁ。それが子供らしいと云えば、子供らしいんだけど。まぁ、そういう場面があってこそラストが感動的だった訳から、一概に彼らの反応をネガティヴに捉えることも出来ない訳ですが。本当、ああいう設定は狡いですよ。これまでずっと全部一人で決めて一人で行動してきたから、何て云って相談したらいいか判らなかっただなんて、そんな切ないこと云うなよ、瞳美……。あのシーンのお膳立てだと想えば、大抵のことは赦せてしまう、そんな僕なのでした。甘いかなぁ、甘いか。