2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
城/カフカ/新潮文庫 国境の南、太陽の西/村上春樹/講談社文庫 そんなに読んで、どうするの? 縦横無尽のブックガイド/豊崎由美/アスペクト アクロバット前夜/福永信/リトルモア ロックンロール七部作/古川日出男/集英社 途方に暮れて、人生論/保…
卑弥呼 (新潮文庫) 作者: 久世光彦 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2000/06 メディア: 文庫 クリック: 4回 この商品を含むブログ (8件) を見る それと、期限内に読めなかった『紙葉の家』を延長しました。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060530-OHT1T00077.htm 結構前から風の噂では聞いていたんですが、漸く正式発表になったようで。原作・石田衣良氏、演出・堤幸彦監督の『IWGP』コンビで、更に脚本が河原雅彦さんと来ては、もう期待するな…
痛い。痛過ぎるのだが、それ故に心の底から痺れずにはいられない。こんな小説を書かれたら、僕はもう町田康に心酔するしかないではないか。何とも罪作りな、嗚呼、罪作りな。小説を読んでいて、時に「こいつは俺だ!」と深く痛感する瞬間と云うのがあったり…
わっかんねぇー! けど、つまらない判らなさじゃなくて、観ていてとても面白いワクワクする判らなさだったので、解釈とか説明とかそういうのは、取り敢えず放棄することにしました。そんなことをするより、ただ単純に面白がればいいじゃん、と想ってしまった…
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) 作者: 山田宗樹 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2004/08/01 メディア: 文庫 クリック: 26回 この商品を含むブログ (261件) を見る 中谷さんが表紙の新装版を見付けたので、取り敢えず上巻だけ。
分冊の下巻、と云うか二冊目です。僕も正直「この薄さなら、別に分冊しなくてもいいじゃないの」と想っていたんですが、両方読み終えてみると、案外分けてあって良かったような気もしてきました。勿論、二冊通しての連作短篇だし、世界観や登場人物も共通し…
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060527-OHT1T00059.htm 原作については、「面白い」とか「大人気」とか「売れている」とか、色々と評判は聞くのですが、今のところ未読で内容も殆ど知らないので、天海さんの演じる「巧の母・真紀子」と云…
術 (PHP新書)" title="頭がいい人、悪い人の術 (PHP新書)" class="asin">元々、貰い受ける予定だったのは五冊なのですが、例によって少し増えました。何にせよ、増量っていいですね。この場合は、「増冊」とでも云うのだろうか(いや、云わない)。
宮殿泥棒 作者: イーサンケイニン,Ethan Canin,柴田元幸 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1997/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る それと、久世光彦の『卑弥呼』と柴田元幸の『翻訳教室』を薦めてもらいました。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200605/gt2006052611.html 先日、第一報のあった『花嫁はダミー!』の続報で、普通ならスルーしてしまうと想うんですが、小山君が矢部っちの弟と云うのが、本当にハマり役だなぁ、と感心してまったので、想わず。だって、…
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200605/gt2006052601.html 日曜劇場・田村正和主演・八木康夫Pと、いつもの並びな訳ですが、記事のメインは久し振りに女優復帰する内田有紀さんでした。連ドラとしては、同じくTBS系で主演した『ビッグウイング』以来です…
と云うか、ルービックキューブが欲しいです。しかし、別にそのためにテーマを変えた訳ではないですが。ただ単に、酉年なもので。
はてながメンテナンス中だった時、某所にメモしていた箇条書きを、ほぼそのまま転載して、今回の感想に代えたいと想います。まぁ、時にはこんなことがあってもいいじゃない。 照代、変わったなぁ。笹乃館に来た当初なら、こんな風に父親(信夫)を庇ったりし…
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200605/gt2006052501.html こんな見出しですが、石田衣良原作の『アキハバラ@DEEP』が映画化と云う記事でして。石田さんの小説は既に幾つも映像化されているので、「映画化は初めて」と云うのがちょっと驚きでしたが、同…
冒頭の、武田が加藤の40歳の誕生日を祝おうとするシーンは、もう気が回らないにもほどがありますね。あれは九頭に「ナチャラルなバカ」とか云われても、仕方がないですよ。けど、武田みたいな男が、どこでインリンが演じていたような女と知り合って、どうや…
先週、先々週くらいからグッと面白くなってきていたんですが、今週は本当に面白かった。これまで虎視眈々と控えていた北村さん演じる霧島が遂にメインに踊り出してきて、ミキや朝田との因縁も明らかになって、一気にテンションが上がりました。特に回想シー…
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200605/gt2006052406.html 加藤ローサが連ドラ初出演と云うのが、ちょっと意外でびっくりしました。ドラマ自体に関しては、まぁ……いいんじゃないですか。頑張って下さい。
S-Fマガジン 2006年 05月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2006/03/25 メディア: 雑誌 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログ (12件) を見る 背の眼 (GENTOSHA NOVELS―幻冬舎推理叢書) 作者: 道尾秀介 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: …
『ZOO』の分冊文庫版発売記念と云うことで、『GOTH』を読むことにしました。元々は一冊の単行本だった『GOTH リストカット事件』を「夜の章」と「僕の章」の二つに分冊した訳ですが、並び順などを考えると、どうやら単純な上下巻と云うことでもなさそうなの…
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/05/23/02.html この見出しはちょっと卑怯と云うか、本当に熱愛してるみたいで良くないですよね。まぁ、亀梨君ですから、わざとなんでしょうけど。原作については殆ど知らないんですが、キャストを見る限…
細切れに読んで参りましたが、今日で最後です。こんな機会は滅多にないので、とても面白い読書体験になったと想います。今後読んでいきたい作家も何人か増えたし……あ、また増えてしまった。では、そんな訳で最後の二作です。
今日読んだ中では、三浦しをんが群を抜いて良かったです。いや、「今日読んだ中」と云うか、これまで読んだ13作の中でも一番面白かったと想います。そんな訳で、畳みます。
今日読んだ三作も、なかなか良かったと想います。後はもう、僕の趣味に合うかどうかと云う点でしか、何も書けないような気もしますが。そんな感じで、やっぱり畳みます。
こう云った切り口での評論、と云うか小説の読み解きは初めて読んだので、とても興味深かったです。正直、この本で論じられているような部分については、どちらかと云うと流し読みしていた嫌いがあるので、今後は多少なりとも本の読み方が変わるかも知れませ…
今日読んだ三作は、個人的に全部ヒットでした。それぞれ毛色は違うんですが、かなりいい並びだったと想います。では、畳みます。
「ありました。各自の判断で最善を尽くせ、と書いてあります」(p.213) どこまでが本気で、どこからが冗談なのか。いや、世は凡て冗談なり、と云うことなのかも知れない。或いは、もっと深遠な神々の父なる神の大いなるご意思が隠されているのではあるまい…
http://daily.jp/gossip/2006/05/19/0000033768.shtml 先日第一報のあった、夏クールの日テレ土9の続報なんですが、まぁこの二人の出演は大体噂通りかな、と。二人共ハマり役っぽいので、なかなかいい感じになりそうです。こうなってくると後気になるのは、…
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200605/gt2006051905.html このニュースの一報を聞いた時、一番初めに想ったのは「え、『絵島生島事件』って、最初のシリーズで木村多江さんと山口馬木也さんがやらなかったっけ?」と云うことだったんですが、そこはそれ…
やす子の描いた母親の絵に、まさかこれほど深い意味が込められていたとは想ってもみなかったので、結構衝撃を受けました。その上、まだこの段階で明らかになるとも予想していなかったので、二重の意味でサプライズでした。いやー、凄かった。しかし、やす子…