chronic life

I can (not) have relations.

2005-01-01から1年間の記事一覧

2005年を振り返る《書籍篇》

今年一年間に読んだ本は、トータルで190作でした*1。その中から、特に印象深かった作品を挙げてみようと想います。ただ、最近益々ジャンル分けと云うものがよく判らなくなってきているので、昨年12月後半以降に発売された新刊と、それ以前に発売されていた旧…

2005年を振り返る《映画篇》

今年一年間に映画館で鑑賞した作品は6作品、TV放送及びDVDで鑑賞した作品は24作品と、合わせて30作しか観ることが出来なかったのですが、その中でも特に印象に残った作品を挙げてみようと想います。何故か去年は9作挙げていたので、意味もなくそれに倣ってみ…

12月の読了本

交換殺人には向かない夜/東川篤哉/光文社カッパ・ノベルス インストール/綿矢りさ/河出文庫 小説修業/小島信夫・保坂和志/朝日新聞社 2006本格ミステリ・ベスト10/探偵小説研究会/原書房 抱擁家族/小島信夫/講談社文芸文庫 小説の自由/保坂和志/…

2005年を振り返る《はまぞう篇》

新刊10作。 ラス・マンチャス通信 作者: 平山瑞穂 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2004/12/21 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 47回 この商品を含むブログ (112件) を見る 赤い竪琴 作者: 津原泰水 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2005/01/01 メデ…

2005年を振り返る《ドラマ篇》

明日は色々と詰まっているので、今日の内に書いておこうと想います。今年放送された連続ドラマの中から、特に印象に残った10作を選んでみました。順不同――と云いたいところなのですが、そこのところは何卒推し量っていただきたい。 タイガー&ドラゴン 今夜…

お借りしたもの

『神の子どもたちはみな踊る』はウリオさんから、『羊をめぐる冒険』上下巻と『ペンギン村に陽は落ちて』はカトウさんから、そして『東京ゾンビ』はヘイポップさんからお借りしました。皆さん、有難うございます。来年、読みます。

購書納め(多分)

さいえんす? (角川文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/12/01メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (74件) を見る色んな方の感想を読んで、大変面白そうだったので。直ぐ読めそう。

螺旋に回転する世界/菊池勇生/小学館

何だかもどかしい。その一言に尽きる。色んな意味で色んなところが、もう少し何とかなっただろう、と想えてならない。どうにも、突き抜けが足りないのだ。もっとぶっ飛んでいてくれた方が、僕は好みでした。普通に考えれば、これでも充分どうかしているのだ…

Amazonより

ファウスト vol.6 SIDE―B (講談社 Mook)作者: 講談社出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/12/23メディア: ムック購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (101件) を見る紆余曲折あって、今日漸く手元に届きました。

Amazonより

今、好きな女性歌手を三人挙げろと云われたら、確実に入る二人のアルバム。

主演は阿部寛、ヒロインはハセキョー「大帝の剣」映画化

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200512/gt2005122802.html 堤幸彦監督が『大帝の剣』を映画化するのは、氏のblogで既に触れられていたんですが、まさか主演が阿部さんとは……。来年公開の堤監督の映画に、一体何本出てるんだ。偶々ですよね、偶々……。

買ってしまった

この恋愛小説がすごい!2006年版出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2005/12/19メディア: ムック クリック: 2回この商品を含むブログ (18件) を見る装幀とか造本が、想ったよりアレだったなぁ。中身はまだちゃんと読んでませんが。

このミステリーがすごい!2006年版//宝島社

1位のブッチギリ具合は確かに凄まじいですね。全体の流れと云うか雰囲気が、もうそういう感じになっちゃってたんでしょうね。つい最近読んだので、東野さんのインタビューは大変興味深かったです。想ったより東野作品を読んでいないことに改めて気付いたので…

05秋クールドラマアワード

作品賞 1位:今夜ひとりのベッドで 2位:野ブタ。をプロデュース 3位:1リットルの涙 4位:あいのうた 5位:花より男子 主演男優賞:本木雅弘(今夜ひとりのベッドで) 次点:亀梨和也(野ブタ。をプロデュース) 主演女優賞:沢尻エリカ(1リットルの涙) …

容疑者Xの献身/東野圭吾/文藝春秋

唸った。確かにこれは素晴らしい。が、しかし。人はこれほど深く誰かを愛することが出来るのだろうか――。これはこの小説がどうこうと云うよりも、僕が本質的に抱いている「人間の愛」に対する懐疑な訳だが。まぁ、そんなことはさておいても、この小説には他…

2005年を振り返る《音楽篇》

ちょっと早いですがネタもないので、今年一年間によく聴いた曲でも書いてみようかな、と。一応今年発売のもの(再発含む)の中で、iTunesの再生回数が上位五曲をピックアップ。 タイガー&ドラゴン/CRAZY KEN BAND 云わずと知れた同名ドラマの主題歌。本当…

欲しい

この恋愛小説がすごい!2006年版出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2005/12/19メディア: ムック クリック: 2回この商品を含むブログ (18件) を見るかも知れない。最早このシリーズは止まることを知らないね。

11の物語/パトリシア・ハイスミス/ハヤカワ文庫HM

僕の勝手な偏見なのでしょうが、海外の小説を読む時にいつも感じてしまう微妙な違和感のようなものがあって、それを取り去るのに大抵50頁は読み進める必要があったりするのですが、最初の一文からその違和感を全く感じることがなかったと云うことだけでも、…

今夜ひとりのベッドで/最終回

何だか、想っていたより全然いい話で終わってしまったな、と。流石に、全員が孤独な人生を送るバッドエンドにはならなかった(出来なかった)か。ちょっと残念。ま、結局恋愛関係みたいなものは一つも成立しなかったってのが、このドラマらしいけど。友の決…

今日発売の例の奴

http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/faust/ 確かに、メルマガで目次の公開がないままに発売日を迎え、その上公式ページの更新がこんなに早かったのは、初めてのことかも知れない。まだ買ってないけど、立ち読みの奴を見た限りでは、今度の舞城は軽くヤバ…

図書館にて

『作家の値うち』の使い方作者: 福田和也出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2000/12メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見る『作家の値うち』を返しに行った時に目に付いたので、借りてきました。

BEST ARTIST 2005

http://news.oricon.co.jp/omr/6630.html 栄えある1位に輝いた倖田來未は、某雑誌で「WOMEN OF THE YEAR 2005」なんかにも選ばれていて、正に2005年の顔だった訳ですが、個人的にも今年を代表する人物を一人挙げよと云われたら、倖田さんかHGだな、と常々想…

メールマガジンファウスト[第四十号]

来たね。他に云うことはない。発売日が今週木曜の22日(って云うか明後日!)に決定したってことくらいで。総頁数が1,002頁で、定価が1,700円(税別)ってことくらいで。来年はVol.7とVol.8の他に、別冊を二冊ほど刊行したいと想っているってことくらいで。……

篤郎、里佳子が離婚、別々会見へ

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2005/12/20/02.html 一報は昨日、某SNSの渡部コミュで知ったんですが、今日のワイドショーやなんかで会見の様子もガッツリ観ました。久し振りに『里見八犬伝』の番宣以外で渡部さんの動いてる姿を観たと想った…

作家の値うち/福田和也/飛鳥新社

これからの読書人生をどのように歩んでいくか、と云う大きなテーマに対する一つの方策として読んでみました。この本が出版された2000年当時であれば、今よりもっと知っている作家も興味のある作家も少なくて、こんなに楽しめなかったと想います。今読んで良…

ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ/高橋源一郎/集英社

「わからない。『読む』のにふさわしいなにかを見つける以上に難しいことを、わたしは知らないよ。だから、おまえは、好きなものを選べばいい。時間はいくらでもあるのだから」 これは天上の書物なのではないだろうか。読んでいる最中、何度もそう想った。こ…

野ブタ。をプロデュース/最終回

「最終回」だったな、と。想わず鉤括弧付きで云いたくなってしまうような気分です。いや、別に文句があるとか納得いかないとか云う訳ではないんですが、まぁ実に最終回らしい最終回だと想ったので、率直に。 前回、前々回のシリアスムードはどこへやら、これ…

お借りしました

11の物語 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: パトリシアハイスミス,Patricia Highsmith,小倉多加志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/12/08メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (40件) を見る年も押し迫って、今年の装幀大賞の最有力候補と…

購入

さよなら絶望先生(2) (講談社コミックス)作者: 久米田康治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/12/16メディア: コミック購入: 4人 クリック: 37回この商品を含むブログ (421件) を見る「今年はもう本買わないけど、雑誌と漫画は別ね」と云い訳する自分に絶…

図書館より

何故、今セカチュー?と云う疑問は、僕が一番抱いているので却下します。