chronic life

I can (not) have relations.

野ブタ。をプロデュース/最終回

「最終回」だったな、と。想わず鉤括弧付きで云いたくなってしまうような気分です。いや、別に文句があるとか納得いかないとか云う訳ではないんですが、まぁ実に最終回らしい最終回だと想ったので、率直に。
前回、前々回のシリアスムードはどこへやら、これまでで一番小ネタと云うか、笑いどころの多い回だった気がします。と同時に、これまで以上に皆(特に大人達)がいいことを云いまくっていて、「最終回だし、こりゃあもう、いい台詞の大盤振る舞いだな」と想ったものです。特に良かったのは、横山がトランプに擬えて語っていたことですかね。そう、「2」が一番強いゲームもあるんだもの。きっと、世界中には「3」や「6」が一番強いゲームもあると想う。いや、なかったら作ればいいじゃん、自分で。それが、それこそが――プロデュース。とか、巧いこと云ってみる。
メインの三人だけでなく、蒼井やまり子についてもきっちり決着(らしきもの)をつけていたのも良かったです。特にまり子と野ブタが、今後ちゃんとした友人関係を築いていきそうな雰囲気が出ていたのが個人的に安心したなぁ、と。後、全然関係ないけど、私服の柊瑠美SAYAKAに見えてしょうがなかった。制服姿の時は、その激似具合に全然気付かなかったのに……。
ラストについては、「修二と彰」と云うユニットがこれほど大きくなってしまった今としては、こうなって然るべきだったのかも知れません。最早、『野ブタ。をプロデュース』よりも、「修二と彰」の方が強いのです、何か判んないけど。けどまぁ、これじゃあ確かに「何、このホモエンドは!」とか云われても致し方ないかなぁ、とも想いますけど。いいじゃん、それでも生きていけるんだよ、どこででも。
正直要素が多過ぎて、それに対して自分が想ったことを凡て書いていくと、多分先に手の方が音を上げてしまうと想うので、残念ですがこれくらいで。最後に一つだけ。きっとこれから先、まり子は素敵な男性と出逢い、幸せになると確信しております。って云うか、絶対そうなの! あー、DVD-BOXマジで欲しい……。