chronic life

I can (not) have relations.

2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月の読了本

犬は勘定に入れません/コニー・ウィリス/早川書房 ラス・マンチャス通信/平山瑞穂/新潮社 文学の徴候/斎藤環/文藝春秋 とくまつ 夜霧邸事件/清涼院流水/徳間デュアル文庫 嘘をもうひとつだけ/東野圭吾/講談社文庫 物魂―ものだま―/桐生祐狩/ハル…

子供たち怒る怒る怒る

http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/sokuho.html ワーワーワー。初ハードカバーですか? 幾らかなぁ……。

水の迷宮/石持浅海/光文社カッパ・ノベルス

読了。うーん、困った。僕にはどうしても、この作品を評価する訳にはいかない。そんな気にさせてしまう。基本的に僕は、ラストが黒い作品ってのは好きな訳ですが、これは黒い癖に感動と筆致でそれを必死に綺麗に繕おうとしている気がして、どうにも好きにな…

どうやら

春風邪をひいてしまったらしい。熱の所為で頭がボーッとしている。『GOOD LUCK!!』の再放送がやっぱり面白い。木村&井上コンビの『エンジン』に対する牽制ですか?

05冬クールドラマアワード

○作品賞 ・1位:H2~君といた日々 ・2位:不機嫌なジーン ・3位:3年B組金八先生 ・4位:Mの悲劇 ・5位:救命病棟24時 ○主演男優賞:武田鉄矢(3年B組金八先生) ・次点:高橋克典(特命係長 只野仁) ○主演女優賞:竹内結子(不機嫌なジーン) ・次点:深田…

水面の星座 水底の宝石/千街晶之/光文社

読了。大変興味深く、示唆に富んだ文章ばかりで、しっかり堪能させていただきました。ネタバレ満開(正に、百花繚乱と云う言葉がよく似合う)なので、古典を殆ど読んでない身としては如何なものかと想いましたが、端から読む気がないもんだから、そこはあま…

05冬クールドラマアワード

作品賞 1位:H2〜君といた日々 2位:不機嫌なジーン 3位:3年B組金八先生 4位:Mの悲劇 5位:救命病棟24時 主演男優賞:武田鉄矢(3年B組金八先生) 次点:高橋克典(特命係長 只野仁) 主演女優賞:竹内結子(不機嫌なジーン) 次点:深田恭子(富豪刑事) …

日曜休刊

そう云えば最近、僕は苗字で呼ばれることが殆どない。それは勿論「丼原」と云う奴ではなくて、本名の苗字と云う意味だ。今日図書館で、閉鎖書庫に入っている本を探して呼び出して貰う時に、久し振りに苗字を名乗って苗字で呼ばれた。その時に気付いたのだ。 …

図書館にて

の五冊を借りた。 津原泰水強化週間。 数が多いので小さい画像で。

赤い竪琴/津原泰水/集英社

読了。素晴らしい。堪らない。あまりにも堪らない。堪らないと云うか、非常に込み上げてくるものがあった。映画にしようよ、これ。いや、絶対した方がいいと想う。俺が観るから。本当は自分の趣味からして、ドラマにしようよと云いたいところだけれど、昨年…

Q&A/恩田陸/幻冬舎

読了。好き。僕こういうの大好き。ラストこっち方向に来ちゃうってことも含めて、とても僕好みですね。図書館で借りたんで、あの素晴らしい帯がなかったのが、唯一哀しかった位。Q&A作者: 恩田陸出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2004/06/11メディア: 単行本 …

パプリカ/筒井康隆/中央公論社

読了。いやー、凄い。何ですか、これは? 僕にはもう、よく訳が判りません。筒井康隆凄ぇ。因みに、この本を読んでいる時、珍しくBGMに倖田來未の『secret』を聴いていたら、ぴったりだった。いや、全くの私見ですがね。パプリカ作者: 筒井康隆出版社/メーカ…

その2

夢は未だ、続いていた。僕は東京に引越して最初に住んでいた職場の寮にいて、遠方の友達と電話をしていた。何時ものように、とても他愛ない話ばかりだった。あまりに薄い布団の上に横たわって、ぼんやりと天井を見上げながら、僕は徐々に意識が遠退いていく…

文庫化恨めしい

宮藤官九郎脚本 池袋ウエストゲートパーク (角川文庫)作者: 宮藤官九郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/03メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (6件) を見るは、ハードカバー持ってるから買わないつもりだったのに、「スープ…

廃人への記憶

気が付くと僕は、夢の中にいた。直ぐにこれが夢だと気付いたのは、どうやら今読んでいる筒井康隆の『パプリカ』の影響のようだった。僕にしては珍しく、夢のことをちゃんと記憶していると云うのも、無意識で自分がそのような状況を求めていたからかも知れな…

今日のカタログ

掌をじっと眺めていた。手相が見える――が、読める訳ではない。私にそのような素養はない。占いそのものを凡て信じていないと云う訳ではないが、積極的に肯定しようと云う気も、況してや自分でやってみようと想う筈もない。筈もないと云うのは、あまりに強い…

「妄想」と云う名の脈絡なんか関係あるかーと云うレポート

やっぱり雨だった。しかし、そんなことはさておいて。渋谷のABCで行われた、西島大介氏のトークショウ(ゲスト:庵野秀明監督)に行って来た。うわー凄ぇー。個人的にはかなり凄い組み合わせだと想う。本当もう、熱出そうでした。変な汗かいたし。 渋谷駅か…

冗談を云います

最近完全にこのコーナーが迷走していて、自分でもどうしたらいいのか判らず、とても参っています。そんな毎日毎日、話に纏まるようなことが起こったり、想い付いたりしませんよ、とこの企画を根底から揺るがすような発言をしてしまう、何時もよりちょっと強…

となり町戦争/三崎亜記/集英社

読了。うん、普通に面白かったですよ。作者は元公務員か、そもなければかなりディープな取材を行ったんじゃないかなぁ。役所っぽさが妙にリアルです。途中に挟まれている書類の様式とか文言の使い方が、気味が悪い位に本当っぽい。それだけを評価すると云う…

図書館日和

タイトルから、どれだけ遠くに行けるのか。或いは何かの実験として。 何時ものように自転車で図書館に行った。すっかり春の陽気だった。もう、上に一枚羽織らなくても大丈夫かも知れないと想った。明日からは雨らしいけど。借りていた三冊を返して、予約して…

2000春夏Best

久し振りにカセットでも聴いてみようと想い、手近にあった「2000春夏Best」とラベルに書いてあるカセットをコンポに入れてみた。以下、そのカセットに入ってた曲目リスト。恥ずかしいからアーティスト名は略。と云うか、中にタイトルしか書いてなかった。 A…

Cut4月号

http://www.rock-net.jp/cut/ これは買わねば。画面のバランス悪っ。Cut (カット) 2005年 04月号出版社/メーカー: ロッキング オン発売日: 2005/03/19メディア: 雑誌この商品を含むブログ (9件) を見る

綺譚集/津原泰水/集英社

読了。何と云うか、参った。久し振りに読書に酔った。本に酩酊した。読んでて本気で眩暈がしそうになって、何度か個人的にドクターストップを掛けながら読みました。いや、凄い。極上かどうかの判断は僕には出来かねますが、至上であったことは確か。とか云…

地域限定

山手線で渋谷から池袋に向かっていた途中のこと。新宿で乗り込み僕の向かいに座ったのは、何処からどう見てもペンギンだった。Suicaに描かれている、あのペンギンだ。名前は判らない。そもそも、名前が付いているのかどうかも知らない。しかし、あのペンギン…

はなうらない@id:sunnyさんKU。

占い大好き。長くなったから隠しとこ。

心配しないで

今日はかなりキてますよ。別に何にもキメてないけど。何かもう、ある種逆の全能性を感じる。不全感と云うか、全部駄目だから逆に凄いって感じ。逆って何だよ? 「逆に云うな」って、『IWGP』の刑事さんも云ってただろうに。本当、成長しないなぁ、あたしは。…

下弦の月

期待は必ず裏切る僕のこと、続けると書いておいて本当に続ける訳がない。と云う予想を更に裏切り、普通に続きを書くと云う――。オチはないけどね。

「ヘリオテロリズム」Vol.2

の目次が公開された訳ですが(id:helioterrorism:20050316#p1)、今回はちょっと内容紹介で煽り過ぎたかなぁ、と想ってます。何時も後々「問題作」になってしまうので、今回は先手を打ってやろうと想ったのですが、他の方のラインナップを見ると、今回は僕の…

gift/古川日出男/集英社

読了。うわー、面白いなぁ。もう何だか最近、面白い本しか読んでなくて、自分の中の基準がかなり揺らいでいます。揺らいでると云うか、基準が上がっている。本書には、所謂「掌編」と呼ばれるような短いお話が19篇。しかも全部ちょっと変。変と云うか、おか…

上弦の月

真夜中のドライブ。とは云え未だに何の免許も持っていない僕に乗れるのは、自転車位なもので。小腹が空いたのと、今日のテキストのネタ何か落ちてないかなぁと想って、僕は徐に外に出た。昼間とか多少天気が悪かったのかも知れないが、月は綺麗に見えていた…