唸った。確かにこれは素晴らしい。が、しかし。人はこれほど深く誰かを愛することが出来るのだろうか――。これはこの小説がどうこうと云うよりも、僕が本質的に抱いている「人間の愛」に対する懐疑な訳だが。まぁ、そんなことはさておいても、この小説には他にも沢山素晴らしいところがあるので、別にいいけど。それは例えば、アレだったりソレだったりコレのことである。僕は基本的に厭な奴なので、これ以上細かいことは書かないが。さて、年間ベストどうしようかな……。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/08/25
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 157回
- この商品を含むブログ (974件) を見る