chronic life

I can (not) have relations.

2005年を振り返る《書籍篇》

今年一年間に読んだ本は、トータルで190作でした*1。その中から、特に印象深かった作品を挙げてみようと想います。ただ、最近益々ジャンル分けと云うものがよく判らなくなってきているので、昨年12月後半以降に発売された新刊と、それ以前に発売されていた旧刊と云う分け方で、それぞれ10作ずつ挙げてみます。合わせて20冊も挙げるのは、それだけ今年が僕にとって豊作だったと云うことで。並びは、特に順位などと云う訳ではなく、単純に上から僕が読んだ順番です。
先ずは、新刊から10作。

続いて、旧刊から10作。

保坂和志高橋源一郎絲山秋子・スティーヴ・エリクソンが両方に顔を出しているのが、実に象徴的。更に旧刊の方には、保坂・高橋両氏が二作ずつ入っていて、今年は本当にこの二人との出逢いが大きい一年だったなぁ、と改めて実感した次第です。来年以降、もっともっと深く小説を愛していきたいと想っています。それはまるで、一歩間違えば狂気に至る純愛のように。

*1:上下巻の作品などもあるので、厳密には多少誤差がありますが