わっかんねぇー! けど、つまらない判らなさじゃなくて、観ていてとても面白いワクワクする判らなさだったので、解釈とか説明とかそういうのは、取り敢えず放棄することにしました。そんなことをするより、ただ単純に面白がればいいじゃん、と想ってしまったので。この感じ、何かに似てるなぁと想ったら、飛鳥部勝則の諸作(特に『N・Aの扉』とか)に通じるものがあるんじゃないかと。変人が脇を固めているのもよく似てるし、何より読んだ後/観た後に残る、この何とも云えない虚脱感のようなものが、少なくとも僕の体感では酷似していると想いました。言葉を費やせば費やすほど、怪しいような気もしますが。キャストでは、特にナオミ・ワッツが良かったです。それと、老夫婦が相当気味悪かった。タクシーのシーンから、既におかしいと想ってたんだよなぁ。ああいう夫婦には、気を付けなければいけません。
もう一度観れば、もっとすっきり出来るかも知れない。いや、多分無理だけど。それに、別にすっきりしたい訳でもないし。それはさておき、面白いのでもう一回観ます。
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