chronic life

地下室の屋根裏部屋で

僕の歩く道/第七回

前回の一件以来、古賀さんのキャラが徐々に変わってきましたね。まぁ、主に輝明に対してだけですけど(園長に対する嫌悪感は寧ろ強まったような気が……)。これは、いい徴候ですよね。いい徴候と云えば、輝明が幸太郎のことを探そうとして、これまで自転車で走ったことのない新しいルートに進み出したのも、いいことなんですよね。何だか、その連絡を受けた後の堀田のリアクションが、笑っているようなそうでもないような微妙な感じだったもので、どう捉えたらいいものやらと。画面自体が暗かったって云うのもあるけど、本当そういう雰囲気出すのは加藤さん巧いよなぁ。真樹と幸太郎の話は遂に来たかって感じだったけど、巧く輝明の変化とも絡めていて、ベタになり過ぎなくて良かったと想います。それにやっぱり、秀治が予想以上にちゃんと父親らしさを見せたところが良かったです。絵画教室の件を切り出すタイミングで昔の絵を出してきたりして、なかなか手も込んでいたし(そういう観方は邪道だろうけど)。で、前回厭なフラグが立ちそうだった里江が案の定、検査入院って……これはもう明らかに、何かしら悪い病気になっているとしか想えないんですが。そうそう、その検査入院で里江が病院に一泊するんで、輝明が夕食を秀治のところでとることになるのは別にいいんですが、朝食はりなが作って輝明と二人でいつもの食卓で食べればいいんじゃないの? バイトとかやってて帰りが遅くなるんだろうから、夕食の頃にりながいないのは理解出来るんだけど(まぁ、それにしたって幸太郎よりは先に帰ってたけど)、朝は流石にいるでしょう。仮にりなが料理を作れないんだとしたら、彼女も一緒に秀治のところで朝食を食べていないとおかしいような……って考え過ぎか。まぁ、その後の眼鏡屋さんでの一幕を考えれば、朝食のシーンは必要だった訳だから、そんなに厳密なことを云っても詮ないだけですけどね。あー、都古のことにも触れたかったけど、それはまた次回。ちょっと、大きな動きもありそうだし。