chronic life

地下室の屋根裏部屋で

2006-01-01から1年間の記事一覧

セーラー服と機関銃/最終回

(色んな意味で)えー!と想った最終回でした。泉が機関銃をぶっ放した後の例のあの台詞は、これまでの流れとか泉の心境とかを考えれば、なくて然るべきだとは想っていたんですが、全体的に何だか酷くバランスの悪い最終回だったような気がします。特に佐久…

嫌われ松子の一生/第七回

身元引受人の件は、もうちょっと押し問答になるかと想ったけど、案外あっさりだったなぁ。確か原作では、ここで赤木の名前も出てくる筈なんだけど、それも端折ちゃってたし。って云うか、あれじゃあ結局どうやって引受人なしで刑務所を出たのか、よく判らな…

Dr.コトー診療所2006/第七回

うわぁー、予告で多少は覚悟していたとは云え、まさかゆかりにこんな過酷な運命が待っていたとは……暫し絶句。何か判んないけど、坂野一家には最初のシリーズから些か妙な感情移入の仕方をしていたから、あの家族にはもうずっと幸せなままでいて欲しかったな…

14才の母/第七回

うーん、何かなぁ。それぞれの人物の心情は理解出来るし、全体の流れも悪くないと想うんだけど、どうもしっくり来ないんだよなぁ。何なんだろう、この感じ。未希が誓約書にサインをするシーンとか、歩道橋にいるキリちゃんを見付けたのにバスから降りずに窓…

小説の誕生/保坂和志/新潮社

「だから」と思考を急いで統合しないで、しばらく考えが出てくるのに任せよう。「だから?」と言われたら、「そんなことは知らない」だ。(p.379) 小島信夫の『残光』が小説であるならば(勿論、僕はそう確信している訳ですが)、この『小説の誕生』も小説…

中谷美紀「自虐の詩」でコミカルに主演

http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/p-et-tp1-20061121-119607.html 某所ではずっと話題になっていたんですが、漸く正式発表されたようで。堤幸彦監督で、出演が中谷さんに阿部寛さんと来れば、期待するなと云う方が無理な話でして。現時点で…

役者魂!/第六回

面白いと想うんですが、それを巧く言語化出来ないんですよねぇ、不思議と。まぁ、元々そんな理詰めの感想とか、書いている方も読んでいる方もあんまり面白くないだろうし、そもそも理論的なドラマ感想なんて、あたしにゃあ到底書けませんがね。しかし、一視…

僕の歩く道/第七回

前回の一件以来、古賀さんのキャラが徐々に変わってきましたね。まぁ、主に輝明に対してだけですけど(園長に対する嫌悪感は寧ろ強まったような気が……)。これは、いい徴候ですよね。いい徴候と云えば、輝明が幸太郎のことを探そうとして、これまで自転車で…

ミスチル 映画「どろろ」主題歌

http://daily.jp/gossip/2006/11/21/0000172664.shtml 『どろろ』の主題歌と云うのも興味深いんですが、最近のミスチルは精力的だなぁと云う方が、個人的には気になりました。今年は久し振りに二枚もシングルを出したし、来年の1月にまた新曲って云うのが、…

『ボク』は速水もこみち…大ヒット小説「東京タワー」が連ドラに!

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200611/gt2006112112.html あーあ。と云うのが、今の率直な感想ですかね。その内、連ドラにもなりそうな予感はしていたんですが、まさか主演がもこみちで、その上枠が月9とは……。これは流石に、厳しいと想うなぁ。いやー…

「花より男子2」NYロケ

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061120-OHT1T00055.htm 8月に出た続篇の第一報に触れていた*1ので、今回はスルーしようかと想っていたんですが、追加キャスト+初回が「2時間15分スペシャル」と云うところにちょっと驚いたので、一応チ…

のだめカンタービレ/第六回

あー、何か文字通り一区切り付いたって感じですかね。Sオケが解散して、千秋と清良がメインとなった新しいオケを作ることになって……と云う、ある意味ブリッジ的な回だった訳ですが、それでもこれだけ面白いんだから、もう文句のつけようがないですね。及川さ…

稲垣吾郎 年末年始TVで大変身

http://daily.jp/gossip/2006/11/20/0000171866.shtml 金田一の第四弾はいいんですが、『ブス恋』のSPはどうなんだろう。アレはあそこで終わっといた方がいいような気もするけどなぁ。まぁ、そうは書きつつ観ますけどね。で、稲垣金田一シリーズの第四弾は『…

釈由美子がコメディー初挑戦!火10で連ドラ新境地開く!

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200611/gt2006112002.html 「イケメンの奇人4兄弟」の中に池田鉄洋さんが交じっているのが、この記事で一番の見所だと想うんですが、なかなかいいんではなかろうかと。特に、実年齢は池田さんの方が上だけれど、堺雅人さ…

松岡&優香で「新美味しんぼ」!来年1月フジ系でSPドラマ

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200611/gt2006111908.html 松岡君が山岡かぁ。僕の中で最近の松岡君と云ったら、純喫茶のマスターか看護師かホストのイメージしかないんで、何かちょっと想像し難いんですけど、山岡の飄々とした雰囲気と料理に対する熱い…

ドッペルゲンガー

最近、再び黒沢清熱が高まっているので、ずっと観そびれていたんですが漸く観ました。公開当時、どうして観ていなかったのか不思議なくらい自分好みの題材だったんですが、これはもう言葉がないですね。そこまでの流れも良かったんですが、終盤二十分くらい…

たったひとつの恋/第六回

一時間が短いよー! もしかしたら今のクールの連ドラの中で、一番次回が楽しみなドラマかも知れない。この、とても2006年とは想えない感じが実にいい。やっぱり、そういう世代と云うか感覚なんだなぁ、俺は。本当、色んなところでやきもきしてしょうがなかっ…

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嫌われ松子の一生 愛蔵版 [DVD] 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント 発売日: 2006/11/17 メディア: DVD クリック: 17回 この商品を含むブログ (75件) を見る 写真のアルバムサイズなのは豪華で嬉しいんですが、正直収納に困ります。どこに…

東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン

ちょっと長めになったので、続きを読むでお願いします。当然ですが、内容に触れまくりですので、ドラマをご覧になっていない方(及び原作を未読の方)はご注意下さい。

悪女・米倉今度はストーカー役!ドラマ「わるいやつら」主演

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200611/gt2006111709.html いつの間に「松本清張3部作」とかになっていたのか判りませんが、今回が最終章だそうで。いや、まぁ、上川さんとの共演と云うのも楽しみだし、いいんじゃないでしょうか。因みに今回は、木曜9時…

セーラー服と機関銃/第六回

もう何か言葉がないですよ、正直。どうしてこんなに血が流れるんだー!と、青島張りに叫びたいくらいなんですが、元々判っていたことですからね、それも。ちょっと意外だったのは、ドラマ自体が始まる前から何度となく流れていた屋上での花火のシーンが、こ…

嫌われ松子の一生/第六回

松子と同室の受刑者の面々や保安課長のはいりさんなど、個性的なキャラクターが沢山出ていて、もうそれだけで面白かったんですが、まさかるり子が自殺するとはなぁ……。このエピソード、どういう意図があってのことだったんだろう? いや、有坂さんは良かった…

Dr.コトー診療所2006/第六回

剛利、島に戻るの巻でしたね。取り敢えず、良かった良かった。それにしても、本島で働いている剛利のところに来た時の重さんが最高でした。泉谷さん、本当にハマり役だよなぁ。彩佳のことはまだまだこれからだけれど、コトー先生もこれで一安心かな。そんな…

14才の母/第六回

何だか、綺麗事のパートと室井さん曰く「信じられないくらい冷たい世間」のパートが完全に分けて描かれているような気がして、どうにも全体としての整合性と云うかバランスがおかしいような感じがしました。まぁ、その辺りを巧く橋渡ししてくれるのが北村さ…

主演キムタク、華麗なるキャストでTBS系ドラマ「華麗なる一族」

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200611/gt2006111500.html 公式サイトにキャストの一覧*1があるんですが、これがもう本当に豪華で、大河ドラマ並みと云うかこれはある意味そこらの大河以上に凄いんじゃないだろうかと。「そこらの大河」とか、そんな道端…

珈琲時光

喫茶店、電車、携帯電話、ミルク、古本屋、そして東京。 一青窈ファンとしては、ちょっと観るのを躊躇している部分があったのですが、先日深夜にTV放送されたものを録画していたのを漸く観ました。全くの杞憂でした、面白かったです。最も簡単に一言で表せば…

天海祐希、今度は「演歌の女王」

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061114-OHT1T00065.htm これも噂は目にしていたんですが、まさかタイトルまで被せてくるとは……ちょっと意外。まぁ、遊川和彦さんの紡ぎ出す不幸に対して、懸命に立ち向かう天海さんを堪能出来れば、と想い…

シュガーな俺/平山瑞穂/世界文化社

そう、僕の人生は、十分に甘い。(p.234) 帯に「世界初の糖尿病小説!?」とあるけれど、確かにそんなの聞いたことがない。そもそも、ストーリーの一要素や登場人物の設定の一つとして、病気が小説*1に登場することは数多あれど(白血病やら心臓病やら結核や…

新星堂

しるし アーティスト: Mr.Children 出版社/メーカー: トイズファクトリー 発売日: 2006/11/15 メディア: CD クリック: 49回 この商品を含むブログ (268件) を見る CDの購入記録をここに移してから(つまり、今年に入ってから)、初めてAmazon以外でCDを買い…

役者魂!/第五回

白井晃さんが里奈の父親役だったのが、ちょっと意外と云うか「若いなぁ」って感じだった(多分、実年齢的にはそうでもないんだろうけど)。特に、護の父親役が小野武彦さんだっただけに、並びとしては面白かったんだけど、結構年の差を感じてしまった。話的…