chronic life

地下室の屋根裏部屋で

嫌われ松子の一生/第六回

松子と同室の受刑者の面々や保安課長のはいりさんなど、個性的なキャラクターが沢山出ていて、もうそれだけで面白かったんですが、まさかるり子が自殺するとはなぁ……。このエピソード、どういう意図があってのことだったんだろう? いや、有坂さんは良かったと想うんですけど、ただ衝撃的な展開が欲しかっただけのような気がして、そこはちょっと引っ掛かったかなぁ、と。めぐみのバックグラウンドについても、原作では多分あんなに詳しくは出てこなかったような気がするから、全体としての見応えはありましたけどね。島津への手紙が出せないエピソードとか、そういう細かいところも巧かったと想うし。で、今回のラスト付近で漸く松子が美容師の職業訓練を受け始めたので、まだ暫くは塀の中にいそうですね。引受人絡みの押したり引いたりの件も是非やって欲しいし。