chronic life

地下室の屋根裏部屋で

14才の母/第六回

何だか、綺麗事のパートと室井さん曰く「信じられないくらい冷たい世間」のパートが完全に分けて描かれているような気がして、どうにも全体としての整合性と云うかバランスがおかしいような感じがしました。まぁ、その辺りを巧く橋渡ししてくれるのが北村さん演じる波多野なんじゃないかとこっそり期待していたんですが、終盤のキリちゃんとの絡みなんかを見ると、どうもそれも怪しいような気がしてきました。と云うかもう、こういう云い方は非常に語弊があるとは想うんですが、ぶっちゃけ津波関連の日本地図とかスーパーとかがずっと出ていたもので、正直ドラマ本篇にあんまり集中出来なかったんですよねぇ。本当、不謹慎極まりないことではありますが、せめてもう少し何とかならなかったのかなぁ、と。ドラマ本篇の話に戻ると、今回キャスト的には室井滋さん演じる静香のインパクトが非常に強かったです。波多野の記事が出て、実質的に一番あたふたしていたのが彼女だったと云うのもあるし、彼女と未希が(多分)初めて二人だけでじっくり話し合ったシーンが凄く印象的だったもので。いやはや、どうなることやら。