chronic life

I can (not) have relations.

2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆれる

発売直後にDVDは購入していたものの、その際は映像特典だけを観て、まだ本篇は観直していなかったので、公開直後に映画館で観た時以来、半年以上振りに観返してみました。やっぱりとても素晴らしかったです。全体の流れとか結末が判っているので、もしかした…

3月の本と映画

3月の読了本(10/33) - Fiction Bless You!! どれに梃子摺ったと云う訳でもないような気がするんですが、どうにもペースが上がらず、今月は十冊読むのが精一杯でした。しかし、打率は結構良くて、小説では『むかしのはなし』『四畳半神話体系』『薄闇シルエ…

2007-03-31

急に想い立って、オブラーツ☆ハートのデザインをちょっと変え、今日が締め切りの第44回文藝賞に応募するつもりだったのに、結局全然書けなかった小説「不レン愛セン」を少しずつ更新していくことにしてみた。と今は想っているけれど、直ぐにそんなの飽きてし…

仲俣暁生・舞城王太郎・愛媛川十三『「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか』バジリコ

まだまだ、ちっとも考えは整理なんかされていないんですが、「長い間、感想を保留している」と云う状態から一刻も早く脱したかったので、取り敢えず書きます。仲俣さんの提案する「羊男賞」の創設も、愛媛川十三先生の云う「文楽」についても、殆ど全肯定に…

輪廻

奇しくも、昨日観た『予言』と同じ「Jホラーシアター」のシリーズなので、プロデューサーの一瀬隆重さんや音楽の川井憲次さんなど、被っているスタッフも多いんですが、何より監督があの『呪怨』の清水崇監督と云うことで、公開当時から気にはなっていたので…

三上博史8年ぶり「月9」

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070328-OHT1T00086.htm 文章として説明はしてあるんですが、ヴィジュアルのイメージがいまいち浮かばないので、どうなるのかちょっと今の段階では何とも云えないんですが、とにかく三上さんがTVドラマに出…

4月11日返却期限

片眼の猿 One‐eyed monkeys 作者: 道尾秀介 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2007/02/24 メディア: 単行本 クリック: 16回 この商品を含むブログ (100件) を見る 夜は短し歩けよ乙女 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2006/11/29 メディ…

予言

下の記事ともリンクしてくるんですが、かなり久し振りに三上さんのお芝居を観たような気がしました。もしかしたら、2003年の秋クールに放送された連ドラの『共犯者』以来じゃないかなぁ、と想います。なので、映画を一本観たと云うよりは、三上博史の出てい…

魔界転生

主人公と云うか、出番が最も多いのは柳生十兵衛で、窪塚君の天草四郎は殆ど狂言回しみたいなもんでしたね。なので、ラストバトルがあんな感じでも、僕は別にがっかりしませんでした。佐藤十兵衛は、それまでの古田胤瞬や長塚武蔵、それに中村但馬守との殺陣…

角田光代『薄闇シルエット』角川書店

アルバイトのきんちゃんは、人は発展も後退もない、金太郎飴的状況に耐えられないようにできている、と言っていたが、私は金太郎飴的状況をこそ求めているのかもしれなかった。(p.156-157) 私たちはいつだってひとりずつで参加しなくてはいけないのだ、人…

ゼブラーマン

以前、DVDをレンタルして一度観ていたんですが、深夜にTV放送されていたので、ふと軽い気持ちで観返してみました。翔さんも良かったんですが、やっぱり渡部さんが最高でしたね。けど、こういう役って久しく観ていないような気がするなぁ。実に勿体ない。それ…

真木よう子が連ドラ初挑戦、撮影期間3カ月に「わ、長いな」

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200703/gt2007032511.html このドラマ、観るのは当然として「録画して残そうかどうか」ちょっと悩んでいたんですが、このニュースを知っては保存せずにいられなくなってしまいました。写真も掲載されているんですが、こう…

ねとらじのお知らせ

昨日の今日でなんですが、早速ラジオをやってみたいと想います。何とこの告知の直後、3月25日の29時55分頃から開始予定です。設定とかに手間取ったら、もう少し遅れるかも知れません。終了時間は、未定と云うことで。まぁ、知り合いとかは誰も聴いていないで…

リリー氏 法廷画家役で銀幕デビュー

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/03/24/01.html リリーさんと木村多江さんのW主演で、監督が『ハッシュ!』の橋口亮輔さんとなれば、自然と期待が高まってしまいますね。まぁ、リリーさんの演技力については何とも云えませんが、少なくと…

ハゲタカ/最終回

先週の感想で危惧していたことが、ちょっと現実化してしまったかなぁ、とは想いました。まぁ、全体としては良かったですし、特に大森さんは最高に素晴らしかったんですが、ラストの芝野がなぁ……。あれじゃあ、第四回のラストで西野治が「茶番だな」って云っ…

2007-03-24

漸く、ねとらじステーションの使い方が判ったっぽいので、近い内にラジオを始めたいと想います。メインのはてなとかmixiで告知するのはちょっと気恥ずかしい感じなので、やる時には多分ここで宣伝することになると想います。取り敢えず、先に掲示板だけお知…

キョンキョン主演2年ぶり映画

http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/f-et-tp1-20070323-173626.html 小泉さんの新作も、犬童一心監督と云うことで気にはなるんですが、それよりも最後にチラッと触れられている『重力ピエロ』の映画化の方がびっくりしました。あんまり驚いて…

阿部和重・中原昌也『シネマの記憶喪失』文藝春秋

中原 要するに、映画というのは、物語ではなくて体験なんだよね。(p.163) 所謂、シネフィル的な教養や知識が全く欠落しているので、本書で語られている過去の作品の大半は観たことも聞いたこともないようなものばかりだったんですが、流石にその回毎にメイ…

2007-03-23

八木シリーズの新刊『世界でいちばん醜い子供』の発売*1と佐藤先生のサイン会*2がほぼ同時期で、しかもそれを同じ日に知ってしまったからには、二つを絡めて日記を書かずにはいられないのです。と、ここまでで既に八割方「日記を書こう!」と想った初期衝動…

ナナオのカラーユニバーサルデザイン対応ワイドモニターが欲しい!

ちょっとした規模の地震が来たら、ある事情で今のモニターが死んでしまいそうなので。

拝啓、父上様/最終回

いやー、最後の最後まで本当に素晴らしかったですね。改めて、倉本聰の底力と云うか、地力の凄さを見せ付けられたな、と。敢えて、今の坂下がなくなった後までは描かず、リアルタイムにシンクロするような地点で終わったのも、実に良かったと想います。リド…

愛の流刑地

観ましたよ、ええ観ましたよ、観ましたよ。で、凡ての感想に代えさせていただきたいくらいなんですが、流石にそれだけじゃあ淋しいので少しだけ。キャスト的には、冬香は映画版の寺島さんよりドラマ版の高岡さんの方が合ってたかな、と想いました。まぁ、姑…

ヒミツの花園/最終回

結局、最終的に一番記憶に残ったのは、ラスト間際で田中ちゃんがカメラ目線で「続くんだぁ」って云ったところですね。何とも意味深と云うか、こういう無闇矢鱈に伏線張るの止めて欲しいですよ。けど、『鬼嫁日記』が続篇やるくらいだから、今のドラマ業界は…

森見登美彦『四畳半神話体系』太田出版

僕は、小津と樋口師匠を足して二で割ったくらいかなぁ、と自己認識しているんですが、他の人にはまた別の意見がありそうな気もします。少なくとも、語り手の彼(そう云えば、名前出てきたっけ? 記憶にないなぁ)とは結構な隔たりがあると想っているんですが…

新刊書店

SWITCH Vol.25 No.4(スイッチ2007年4月号)特集:オダギリジョー「ナイン ストーリーズ フロム 東京タワー」 出版社/メーカー: スイッチパブリッシング 発売日: 2007/03/20 メディア: 大型本 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (20件) を見る …

華麗なる一族/最終回

90分は長かったかなぁ。或いは、時間配分が悪かったのかも知れません。ちょっと、鉄平が自殺するまでが長過ぎでしたよ。まぁ、鉄平を主人公にして、更にそれを演じているのが木村拓哉となれば、そういう演出になるのも判らなくはないんですが、やっぱり全体…

2007-03-18

森見登美彦先生のサイン会場(のフロア)で、本上まなみさんにお逢いしました。ちゃんと声をかけて握手までしていただいたのですから、「お見かけしました」ではなく「お逢いしました」の方が適切でしょう。それにしても、あんなにお美しくてオーラが出まく…

ウリオさんより

グノーシスの薔薇 作者: デヴィッドマドセン,David Madsen,大久保譲 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2004/12 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 14回 この商品を含むブログ (24件) を見る 魔人探偵脳噛ネウロ 7 (ジャンプコミックス) 作者: 松井優征…

新刊書店

パーフェクト・ワールド What a perfect world! Book.2 (講談社BOX) 作者: 清涼院流水 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2007/02/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (29件) を見る パーフェクト・ワールド What a perfect world! Book.3「Three Chee…

演歌の女王/最終回

途中で「これはある意味、TV版『エヴァ』の最終回だな」と想っていたら、案の定なラストでしたよ。けど、個人的な予想としてはエンドロールの更に後で、実は凡て子供の頃の幸子が自殺を試みて生死の境を彷徨っている最中に見た未来視(と云うか妄想)だった…