chronic life

I can (not) have relations.

ハゲタカ/最終回

先週の感想で危惧していたことが、ちょっと現実化してしまったかなぁ、とは想いました。まぁ、全体としては良かったですし、特に大森さんは最高に素晴らしかったんですが、ラストの芝野がなぁ……。あれじゃあ、第四回のラストで西野治が「茶番だな」って云ってたのと殆ど変わらないような気がするのは、僕だけでしょうか? 重厚な社会派ドラマだったのか、一人の男が変わっていく様を描くドラマだったのか、その辺の焦点が微妙にズレてしまったようにも感じました。けど、今回の松重豊さんとか、最後までキャストは豪華(と云うか贅沢な使い方)だったなぁ。田中泯さんなんかもそうなんだけど、ただそこにいるだけでで、画が持ってしまうんだから卑怯と云えば卑怯だよなぁ。まぁ、そこがドラマのいいところだとも想う訳ですが。後、僕が観逃してしまっただけかも知れませんが、結局西野治はこれからどうしていくことになったんだろう? 鷲津ファンドに入るとか、そういうことでもなかったですよね? まぁ、自分の道をまた改めて見付けていくと云うことかな。総じて、良質なドラマを観させていただいたと想います。有難うございました。