2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧
全くもう、悪ふざけにもほどがありますよ。と云うのが、最高の褒め言葉なんじゃないかと想います。とても面白くて、端から端までずずずいーっと、堪能させていただきました。シリーズラストに相応しい*1下らなさ満載で、これで終わるなら、それはそれで実にT…
『世界の中心で、愛をさけぶ』に感動した、凡ての人へ――。 判るとは想いますが、上記の一文は作中からの引用ではなく、僕が勝手に考えたこの本の帯文です。実際の帯には申し訳ないですが、これくらい書いたっていいような気がします。と云うか、それくらいも…
これは愛についての小説だと想う。それは、本への愛であり、歌や詩への愛であり、家族に対する愛であり、恋をしている人への愛であり、そしてアレへの愛であると。少し恥ずかしくって、何だかもどかしくて、けどクスッと笑えて、勉強にもなったりして、時に…
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200606/gt2006061001.html いやー、びっくりした。驚きどころが沢山あって、一体どこから触れたらいいのやら、と云うほどびっくりした。主人公がオダギリさんと云うのも驚いたけど、やっぱ脚本が松尾さんってのが、一番び…
あまりに気付くのが遅過ぎて、逆に新発見をしたような感覚になってしまったんですが、僕がこの映画を面白いと想わない訳がない、とはっきり自覚したのは、漸くエンドロールが流れ出した頃のことでした。原作は絲山秋子のデビュー作「イッツ・オンリー・トー…
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや……。ちょっと予想外の展開になってきて、正直テンパっております。とは云え、これは嬉しい部類のテンパリと云う奴ですがね。こう云ってはなんですが、先に(或いは途中で)原作を読んでなくて良かったなぁ、と想い…
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060609-OHT1T00046.htm こういうのを待っていたんですよ、僕は。結構ギャル役が続いていたので、そろそろこういう役を振って欲しかった。流石、河野Pはよく判ってらっしゃる。これでまた、『マイ★ボス マイ…
ドラマとしては面白かったし、美月を絡めた九頭と加藤、オマケに武田の恋愛模様なんかも悪くなかった。岡本さんや塩見さん、それに東根作さんとかもいい味出してて、別に取り立てて文句を云うようなところは一つもなかったんだけど、どうしても気分的にノレ…
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200606/gt2006060701.html 最初に見出しだけを読んで「まさか!」と想ったら、やはり元は吉田修一氏の『7月24日通り』でしたか。しかし、それを脚本家の金子ありささんが「コメディータッチに大胆に脚色」とは。何だか、…
向日葵の咲かない夏 作者: 道尾秀介 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2005/11 メディア: 単行本 クリック: 24回 この商品を含むブログ (150件) を見る 鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑) 作者: ポール・オースター,Paul Auster,柴田元幸 出…
QRANK (Vol.15(2006)) 出版社/メーカー: ケイビープランニングインターナショナル 発売日: 2006/05/30 メディア: 大型本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (10件) を見る 昨日の今日でいきなりアレなんですが、これは以前ネットで注文して、既に料金も振…
DVD-BOX欲しーい! 元々は、DVD-BOXを買わない(買えない)代わりにこの本を買った筈なのに、読んだら余計に欲しくなってしまった。なんて商売上手なんだ。面白いように乗せられる僕も僕だが。インタビューにお部屋紹介に全話解説、それに小ネタ集などと、痒…
良かったー。とっても良かった。相当期待していたんですが、それを更に上回る面白さでした。そりゃあ、パンフレットも原作も、オフィシャル・ブックも買うっちゅうねん! しかし、まさかこの映画で泣くことになるとは想わなかったなぁ。始まって一時間半くら…
ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典 (講談社ノベルス) 作者: 西尾維新,竹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2006/06/07 メディア: 新書 購入: 4人 クリック: 52回 この商品を含むブログ (186件) を見る 優雅で感傷的な日本野球 〔新装新版〕 (河出…
恐らく、これまではてなで本やドラマなどについて書いてきた文章の中でも、過去最高の放言っぷりだと想われますので、こっそり画像の下に隠すことにします。よほどの覚悟か、マグマをもってしても融かされないような冷静さをお持ちの方だけ、アンドロメダ銀…
http://tochu.tokyo-np.co.jp/00/tkhou/20060605/ftu_____tkhou___004.shtml キャストがいいなぁ。主人公が神木君と云うのもだけれど、『女王の教室』で好演していた志田未来や松川尚瑠輝を持ってくると云うのも、(日テレらしいけど)実にいい感じ。その上…
三つ子の魂百までと云うか、田舎――それも山奥の寒村なんかを舞台にした話がとても好きなので、序盤からグッと惹き込まれて、最後まで面白く読むことが出来ました(以前、一度ハードカバー版を読み始めて、直ぐに挫折したことは記憶から抹消しました)*1。確…
「偏愛」と云うものが好きである。「偏愛」を偏愛していると云ってもいいかも知れない。それ故、誰かが自らの偏愛しているものについて語っている/書いているのを聞いたり読んだりすることも大変好きなのだが、この本はそういう僕の好みにとても合っていて…
何だか、色々とごちゃごちゃ書く感じでもないので、手短に。いやー、良かった。特に、寝ている祐介を挟んでサヤと俊彦が交わす会話が非常に素晴らしかった。このシーンのために、この二人を見守ってきたと云っても過言ではないかも知れない。感動しました。
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面白くなる要素はあるのに、ずっと突き抜けないなぁと想いながら観ていたんですが、個人的にはこれまでで一番面白かったです。やっぱ、白石がいい。加藤さんのこういう感じがとても好きです。ただ、素の時の髪型と服装はちょっとどうかと想うけど。それに、…
とても素晴らしかったです。想えば、これまであまり読んでこなかったタイプの小説だったんですが、見事に心を掴まれてしまいました。読み易く、柔らかな文章(訳)でありながら、切実と云うか、非常に胸に迫ってくるものがありました。表題作が一番好きで、…
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200606/gt2006060101.html SPやるのは別にいいんですけど、新しいライバルが北村一輝さんってのが、超驚きですよ。しかも、「エルメスとの結婚ばかりか、秋葉原を牛耳ろうともくろんでいた」なんて、一体どんなことになる…
脚本が初めての人だったせいか、序盤は多少レギュラーメンバーのキャラがいつもと違うような気もしたんですが、九頭が保住をけしかけていく辺りからはしっくりき出して、根津の部屋の前で大声を出すところや法廷シーンでは、すっかり九頭らしい九頭だったと…