chronic life

I can (not) have relations.

弁護士のくず/第八回

脚本が初めての人だったせいか、序盤は多少レギュラーメンバーのキャラがいつもと違うような気もしたんですが、九頭が保住をけしかけていく辺りからはしっくりき出して、根津の部屋の前で大声を出すところや法廷シーンでは、すっかり九頭らしい九頭だったと想います。今回は、メインの名誉毀損の案件と美月の学校での苛め問題を微妙にリンクさせていて、その辺の手付きもなかなか巧かったと想います。ラストに「実は……」と云うオチがあったのも、このドラマらしかったし。まぁ、こういう問題については、なかなか口を挟めませんがね。で、久し振りのドラマ出演*1だった石田ひかりさんは、全体としては良かったんですが、最後の屋上のシーンだけはちょっとどうかなぁ、と想いました。豊川さんが実に良かっただけに、少し残念だったと云うか。まぁ、何を偉そうなことを書いてるんだ、って話ですけどね。

*1:個人的には『水曜日の情事』以来