chronic life

I can (not) have relations.

マイ★ボス マイ★ヒーロー/最終回

率直に、いい最終回だったと想います。桜なんとかをちゃんと「桜小路」と呼ぶタイミングも絶妙だったし、梅村さんとの関係も含みを持たせた感じでとても良かったし、高校は卒業出来なかったけれど3年A組の卒業証書は貰えたし、それに真喜男はまだ学ぶこと*1を諦めた訳ではなかったし、エンドロールのバックで流れたそれぞれのその後も面白かったし……と、色々書き出すともう一度観返したくなってしまうので、これくらいにしておきます。けど、一番心が震えたのは、やっぱり面会室で真喜男と百合子が話をしたシーンかなぁ。あそこは本当に素晴らしかった。特に、一度帰ろうとした百合子に真喜男が頭を下げてからの流れが最高でした。今回のクライマックスは、確実にあそこだったと想います。と云うか、僕は面会室のアクリル板越しの会話と云う奴が、全般的に大好きなのです。あーでも、卒業式の後に教室で、百合子が真喜男の交換日記の文章を読んだところも良かったなぁ。普通にこれまでの回想シーンと云うか、ダイジェストではあったんだけど、それを聞いている3Aの生徒達が皆、本気で泣いているように見えて、ちょっと金八っぽいニュアンスも感じました。本当に、いいドラマだったと想います。とは云え、終わってしまったものをとやかく云っていても仕方がないので、是非続篇の方を宜しくお願い致します。『金八先生』や『ごくせん』とは逆パターンで、一人の生徒(真喜男)だけが固定で、教師やクラスメイトの方が毎回変わると云う、新しい形のシリーズものは如何でしょう。その内、真喜男が校長よりも年上になってたりして。そんなに何十年も卒業出来ないのかよ、マッキー!

*1:高校をちゃんと卒業すること