chronic life

地下室の屋根裏部屋で

すべてがFになる/森博嗣/講談社ノベルス

読了。初森です。しかも借り物でノベルス版。森は、そんなに文庫版で直してないですよね?と、確認を取っておこう。誰に?
今更、僕なんかがどうこう云うレヴェルの作品では無いので、特に何も云えない。云えないと云うか、云うこと無し。成る程。是は色んな人が好きになる気持ちも判るなぁーって感じ。出来れば、もう少し若い頃に読んでいれば良かった。素直に感動出来なくなってしまっている自分が哀しい。この後連綿とシリーズが続いていって、しかも四季のシリーズ迄ある訳で、結末としては当然の帰結と想える。
タイトルにもなっている「すべてがFになる」と云う言葉の意味が明かされた時は、素直にやられたなぁ、と。一番関心したのは、この点だったりする。理系じゃないので、こういうことに免疫がありませんでした。
個人的な意見を云えば、犀川のキャラ――と云うかその思考に、今一嵌れなかったなぁと云う印象。カッコ良いけど、感情移入し辛かったですね。理想的な人間には、距離感を憶える人種なのです、僕は(笑)。シリーズが進めば、もっと犀川にも感情移入出来るようになれるのでしょうか? それが、僕が森を読み進められるかどうかのキーポイントなのです。