第104回文學界新人賞受賞作。同時受賞の円城塔「オブ・ザ・ベースボール」とは全く異なった雰囲気なのだけれど、僕の好みなタイプの小説、と云う意味では非常に近しい感想を抱いた。つまり、好きってことさ。どちらかと云うと、良くも悪くも如何にも文芸誌に載っていそうな作品、と云えなくもない。けど、僕は素直に面白かったと想います。これからもチェックしていきたい新人作家がまた一人、増えてしまいました。
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/05/07
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