chronic life

I can (not) have relations.

谷崎由依「舞い落ちる村」(『文學界』2007年6月号所収)

第104回文學界新人賞受賞作。同時受賞の円城塔オブ・ザ・ベースボール」とは全く異なった雰囲気なのだけれど、僕の好みなタイプの小説、と云う意味では非常に近しい感想を抱いた。つまり、好きってことさ。どちらかと云うと、良くも悪くも如何にも文芸誌に載っていそうな作品、と云えなくもない。けど、僕は素直に面白かったと想います。これからもチェックしていきたい新人作家がまた一人、増えてしまいました。

文学界 2007年 06月号 [雑誌]

文学界 2007年 06月号 [雑誌]