chronic life

I can (not) have relations.

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1月の読了本

世界の中心で、愛をさけぶ/片山恭一/小学館 さいえんす?/東野圭吾/角川文庫 明け方の猫/保坂和志/講談社 探偵小説と二〇世紀精神/笠井潔/東京創元社 『作家の値うち』の使い方/福田和也/飛鳥新社 この恋愛小説がすごい!2006年版//宝島社 博士…

アンフェア/第四回

全体の構成と云うより、この回の時間配分が拙かったんじゃないだろうか、と。前半のビルの捜索シーンをもう少し短くしてでも、終盤の瀬崎との遣り取りをもっと膨らませた方が良かったような。あれじゃあ、瀬崎の犯行動機がよく判らないと想うんだけど……。ま…

佐藤友哉にうってつけの暗転

http://shop.kodansha.jp/bc/books/kpb/#bun-kodansha 文庫版『フリッカー式』は? いや、まぁ、よくあることだよね。本当、マジでよくあることですから……。別に、ショックなんて受けてませんよ。ええ、当たり前じゃないですか。ただ、僕の心を覆い尽くす、…

深キョン「赤い衝撃」前代未聞の企画変更

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-060130-0006.html 他のニュースソースだと、もっと詳しく書いてあったり写真もあったりしたんですが、敢えてここで。何故かと云うと、企画変更をした理由について、記事中で「深田のイメージが『陸上…

西尾維新クロニクル//宝島社

版元が宝島社と云うこともあってか、全体の雰囲気としては「別冊宝島」っぽい感じもしたのですが、想像以上に実りの多い一冊でした。ただのファンブックじゃなかった。お見逸れ致しました。特に北山猛邦との対談と、書き下ろし小説「ある果実」が印象に残り…

17歳・黒木メイサ 天草四郎演じる

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/01/29/01.html 今秋公開の堤幸彦監督の新作映画『大帝の剣』での話。確かハーフで、ちょっと日本人離れした感じのヴィジュアルなので、天草四郎も案外似合うかも知れません。って云うか、黒木メイサって…

カトウさんと百三さんより

ダンス・ダンス・ダンス〈上〉 (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1991/12/01 メディア: 文庫 クリック: 5回 この商品を含むブログ (43件) を見る ダンス・ダンス・ダンス〈下〉 (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: …

新刊書店

西尾維新クロニクル 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2006/01/30 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 329回 この商品を含むブログ (94件) を見る 『かつくら』はないのに、これはあるのがW8クオリティ。と云うか、予約してたのが入荷しただけなんだけど。

博士の愛した数式

新宿で観ました。映画館では今年二作目。こういう作品の場合、どこをどれくらい書いたらネタ割りになってしまうのか、どうにも判断がつかないので、少なくとも原作は読んでいる、と云う読者を前提に感想を書きたいと想います。そんな訳で、以下畳みます。

第二回本放出オフにおいて

流石に詳細モードだと縦に長くなり過ぎるので、画像のみでいきます(順不同)。皆さん、本当に有難うございました。当たり前ですが、必ず読みます。

30年ぶり復活!市川監督&石坂金田一「犬神家の一族」

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200601/gt2006012801.html トラウマ……じゃなかった、僕の最大の原体験である、あの市川崑監督の映画『犬神家の一族』が、なんと30年振りに復活。しかも、金田一役は30年前と同じ石坂さん。って、これは期待すればいいのか…

あなたが名探偵/泡坂妻夫・西澤保彦・小林泰三・麻耶雄嵩・法月綸太郎・芦辺拓・霞流一/東京創元社

『ミステリーズ!』に掲載されていた、七人の作家による犯人当て小説の競作集。一応全部、「解答編」を読む前に考えてはみたんですが、一つも当たりませんでしたね。いや、「犯人はこの人だろうなぁ」ってのは目星がついても、全体の筋道として完全に判って…

もこ様「ラフ」で映画初主演

http://tochu.tokyo-np.co.jp/00/tkhou/20060127/ftu_____tkhou___001.shtml 長澤まさみ主演で第一報のあった、あだち充原作の映画『ラフ』の相手役が、速水もこみちに決まったと云うことで。いや、いいんじゃないですか。そんなことより、記事の一番最後。…

限りないもの、それは慾望

ブラザーのカラーレーザー複合機「MFC-9420CN」欲しい! が、本当に欲しいと云うより、「取り敢えず乗っておきたい」と云う気持ちの方が大きいだなんて、とても書けやしない。

時効警察/第三回

やっぱり脚本・監督が違うと、全然別のドラマみたいですね。僕はこのテイストもかなり好みなので今回も面白かったんですが、前回までのような小ネタ祭りを楽しみにしていた人は、ちょっと物足りなかったかも知れません。今回ツボだったのは、やはり道子の雰…

NEWSヤマピー、TBS系ドラマ「クロサギ」で単独初主演

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200601/gt2006012604.html 何だか、TBSは春クールの発表早いなぁ。けど、これも放送枠未定か。何だか妙な感じだ。まぁ、雰囲気的にこれが日曜劇場ってこともないだろうから、多分木10か金10だろうなぁ。いや、ドラマ枠自…

白夜行/第三回

個人的には、久し振りに暴れている渡部さんが観られただけでも充分収獲でした。教会のシーンも、正面のステンドグラスが割れる辺り以外は、概ね良かったんじゃないかと。後は、笹垣と対峙した時の雪穂のリアクションを見て、やっぱ綾瀬はるかの雪穂もアリだ…

Amazon

大人(アダルト) (初回限定盤)(DVD付) アーティスト: 東京事変 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン 発売日: 2006/01/25 メディア: CD クリック: 66回 この商品を含むブログ (503件) を見る 購書記録をこちらに移したので、今年からCDなんかの購入記…

神の子どもたちはみな踊る/村上春樹/新潮社

「でもそれだけじゃ足りないんだね」 村上春樹五作目、七冊目。「かえるくん、東京を救う」まで読んで、やっぱ「かえるくん」面白いなぁ、と想っていたのだけれど、「蜂蜜パイ」に入ったら全部吹っ飛んでしまった。好き過ぎる、こういう話が。弱過ぎる、こう…

人気コミック「デスノート」実写映画化!主演は藤原竜也

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200601/gt2006012501.html 概ね噂通りだったのですが、漸く公式発表になったようで。けど、改めて写真を見てみても、やっぱり藤原君にはLの方をやって欲しかったなぁ。残念だ。後は、リュークのディテールをどれくらい再…

神はサイコロを振らない/第二回

菊介、やっぱ面白いなぁ。何か、こういう武田真治見るの、結構久し振りかも。伸び伸びやってて自由な感じがいい。山本太郎との『TR』新旧男性MC二人の絡みも良かったし。大屋本部長役の一徳さんもいいなぁ。ただの厭な上役でも、きつそうに見えて実はいい人…

土曜日の実験室 詩と批評とあと何か/西島大介/INFASパブリケーションズ

サイン会から二箇月近く経って、漸く読みました。何だか無性に申し訳ない。帯から引くと、これが「初の短編マンガ集」になるそうです。様々な媒体で発表された色々なマンガやイラストに、エッセイや日記などの文章がサンドイッチされていて、何とも西島大介…

2月7日返却期限

さまよえる天使 作者: 柾悟郎 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2005/10/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (11件) を見る あなたが名探偵 (創元クライム・クラブ) 作者: 泡坂妻夫,西澤保彦,小林泰三,麻耶雄嵩,法月綸太郎,芦辺拓,霞流一 出版社/メー…

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン/リリー・フランキー/扶桑社

一度でいいから、俺もオカンの料理が食べてみたかった……。この世界のあらゆるものの中で、「親子の愛情」と云うものに一番懐疑的である僕でさえ、そう想ったのだ。いや、懐疑的だからこそ、これだけ感動し、号泣してしまったのかも知れないが。世の中の親子…

アンフェア/第三回

あの人がフェードアウトしたからか、ストーリーが第一の山場に差し掛かったからか、僕が色んなことに慣れたからか、かなり緊迫感溢れるいい出来だったと想います。少なくとも、これまでの回では一番良かったんじゃないでしょうか。けど、ここまで展開をなぞ…

ブスの時代“キターッ!”稲垣と森三中・大島が夫婦役に

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200601/gt2006012301.html 一体何の冗談かと想ったら、本気だったとは……。凄いな、これは。何気に、吾郎ちゃんが村上に食われちゃいそうな気がしますよ。いや、アレですよ、画面上の存在感で、って意味ですよ。って云うか…

倖田來未、3/8にアルバム『BEST〜second session〜』発売決定!

http://www.rhythmzone.net/koda/info/index.htm#newrelease 恐らく出るだろうとは予測していましたが、まさかにこんなに直ぐ出るとは。12週連続リリースのシングルがほぼ完全収録(予定)で、更に12曲のPVを収めたDVD付も同時発売。その上、昨年行われた「L…

ケンブリッジ・クインテット/ジョン・L・キャスティ/新潮社

1949年6月、ケンブリッジ大学で非公式に行われたあるディナーに参加したのはこの五人。C・P・スノウ、アラン・チューリング、J・B・S・ホールデイン、エルヴィン・シュレーディンガー、そしてルードヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン。彼らがその夜、食卓を囲…

ニューアルバムから「喧嘩上等」のPVを期間限定フルストリーミング!

http://www.toshiba-emi.co.jp/vmc/issue/issue_60.htm 表題の通りです。正に「大人(アダルト)」と云うアルバムタイトルに相応しい、お洒落な感じです。と云うか、姫がお美しい。あんまり出番ないけど。もっと姫のお姿が観たい!と云う方には、単独のリリ…

戻り川心中/連城三紀彦/光文社文庫

人間って、どうしてこうなんだろうなぁ……と、読み終わって想わず呟いてしまいましたが、つまりそれだけ小説が素晴らしかったと云う訳でして。有難う、光文社。「戻り川心中」のラストのどんでん返しは、本当にやられた。いやー、凄い。それ以外だと、「桐の…