chronic life

地下室の屋根裏部屋で

2005-01-01から1年間の記事一覧

今夜ひとりのベッドで/第六回

構成の妙と云う意味では、前回の方が上だったかも知れないけれど、内容の深化と云う点においては、今回は非常に重要かつ、素晴らしい出来栄えだったと想う。明之の過去の話なんか、色々と身に詰まされる部分が多くて、感情移入しまくりだったし。特に中盤、…

読書では遅過ぎた

http://yaplog.jp/strawberry2/archive/5221 大方の予想通り、やっぱり敗北した模様です。ま、仕様です……。

あいのうた/第七回

うーん、ちょっともう一回観返してみますわ。悪かった訳じゃないんだけどね。

世界を肯定する哲学/保坂和志/ちくま新書

読みましたが……ちょっと待って。この本について何か書くには、暫しお時間を。 五時間経過――。 少し時間を空けてみましたが、やはり巧く言葉が紡げないので、全篇を通して僕が最も共感した部分を引用してみます。 私は友人と気が合うか合わないかは、結局のと…

危険なアネキ/第六回

何かもう、ここまで来たら何も云うことがないなぁ。迷走とさえ云えない。雰囲気的に、3年くらい前にやっていた稲森いずみ主演の連続ドラマ『プリティガール』を想い出しましたよ。月9と云う枠から食み出そうとすると、ここまでやるしかないのか……。

昨日布教されたもの

画像って出ないもんなんだなぁ。よ、読みます……。

カラオケバトン

秋山君@id:sindenから回ってきました。以下、回答です。 一番最後にカラオケに行ったのはいつですか? BOXに行ったと云う意味なら昨日ですが、唄ったのは三箇月ほど前かな。 初めてカラオケに行ったのは何歳の時ですか? 15歳(高一になって最初の日曜日だっ…

ぶらんでぃっしゅ?/清涼院流水/幻冬舎

結局寝付けなくて、徹夜して読んでしまった。海馬君に合わせる顔がないな……。 今は些か時間がないので、後で改めてちゃんと書こうと想いますが、まさか御大の作品で、こんなに一般的な意味で感動するとは想いませんでした(褒めてます)。勿論、流水大説とし…

ライバル

http://yaplog.jp/strawberry2/archive/5183 しょこたんよりは先に、『暗黒童話』を読もうと想いました。積読№15くらいだけど。

野ブタ。をプロデュース/第六回

あ〜、そう来たかぁ……。先週まであんなに騒いでたのに、今回は妙に抑え目だと想ったよ。プールで二人のシーンとかもあったし、こういう流れに持っていきますか。来週以降の、修二と――それに野ブタのリアクションが楽しみだなぁ。うん。 メインの野ブタキーホ…

欲しい!

ジョバイロ/DON’T CALL ME CRAZYアーティスト: ポルノグラフィティ,新藤晴一,岡野昭仁,ak.homma出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント発売日: 2005/11/16メディア: CD クリック: 81回この商品を含むブログ (142件) を見るまた画像が出ない…

控えたいけど図書館から

予約してた奴の順番が回ってきたら仕方ないよね、と云い訳。

書評なんとか

[Book]カテゴリーにするかどうかちょっと迷ったんですが、まぁ一応。昨日*1友人達と喋っている時に、「書評左脳」と「書評右脳」、オマケに「書評脳幹」に「書評脊髄」*2なんて話をしていて、面白いなぁと想ったので、忘れない内に書き留めておこうと想いま…

少しでも可能性を高めるために

アップルのiMac G5欲しい!って云うか、メインとサブアカで二票と云う扱いになるのかどうか……。

推理小説/秦建日子/河出書房新社

端的に云って、僕は脚本家・秦建日子のファンである。そして、多少はミステリーも読んでいるつもりだ。そんな僕には、秦さんがこの小説を書きたかった気持ちはよく判る。相手を無視して、勝手にこんなことを云うのは筋違いか勘違いかも知れないが、それでも…

お約束

アップルのiMac G5欲しい! 何か、キーワード画面が違う。こういう趣向が、はてなクオリティか。

手塚漫画「どろろ」が妻夫木&コウ主演で実写映画化!

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200511/gt2005111701.html うわー、正直超微妙。妻夫木聡と柴咲コウが主演で塩田明彦監督ってところと、原作が手塚治虫の『どろろ』でアクション大作ってところが、全然噛み合ってないような気が……。どっちに振れるか、全…

今夜ひとりのベッドで/第五回

もう本当に、龍居由佳里は天才なんじゃないかと想うくらい、今回はネ申脚本だった。これまでの回も充分面白かったのに、今回は抜群の出来だった。感服。地震とか人生ゲームとか携帯の表示とか離婚届とか、そういう細かいピースが凡てしっかり結び付いていて…

〈私〉という演算/保坂和志/新書館

僕は保坂和志と二人で酒を飲んでいた。とは云っても、保坂は殆ど目の前のグラスに手を付けることはなく、ただ延々と訳が判るような判らないような、何とも云えない話をし続けていた。僕はと云えば、適度に酒で唇を濡らしながら、その保坂の話をさも凡て理解…

あいのうた/第六回

いやー、泣けたわ。生粋のドラマ好きとしては、やっぱどうしても房子目線で見ている節があって、クライマックスのシーンなんかでも、すっかり房子にシンクロですよ。本当、可笑しくない。けど、洋子の「一緒にいたいです……」って台詞を聞いたら、何故かふと…

図書館より

浄夜作者: 花村萬月出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る装幀とタイトル、そして何より花村萬月の双葉社からの新刊と云うことで、僕の偏愛している『鬱』と似た雰囲気を感じて借りて参りました。読む…

メールマガジンファウスト[第三十八号]

『ファウスト』Vol.6 SIDE−Bの発売日は11月28日です! と云う誤記があまりに致命的過ぎて、何も言葉が出ませんでした。そこは、間違っちゃいかんでしょう、J……。そんな訳で、その後の総ページ数が908ページとか、背幅が48ミリとか云う数字にも、何だか信…

米倉涼子「私、けものになります」

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-051115-0006.html ここ何年か、また松本清張とか森村誠一とかの小説が原作のドラマが増えてきていて、微妙にドラマ界は社会派の風が吹いているなぁと、この記事を読んで改めて想った訳です。コミック…

静かな日々の階段を

久し振りにこっちで何か書こうかな、と想ったのですが、特にネタもないので、デザイン変えてみました報告、と云うことで。秋と云うより、この深夜の寒さはもう冬だろうと想い、ちょっと先取りでこんな感じにしてみました。まぁ、自分で弄った訳ではなくて、…

第四回文学フリマチェックサークルメモ(暫定版)

自分用の覚書です(出店サークルカタログ登場順)。 ヘリオテロリズム(B-37)http://d.hatena.ne.jp/helioterrorism/ blackcherry bob(B-33)http://www.sakuraba.if.tv/cherry/index.php 万年床。(B-34)http://www11.plala.or.jp/mnd/ 凡TIME(B-58)ht…

ニート/絲山秋子/角川書店

小説を読んでいて、ここまで胸を締め付けられたのは初めてかも知れない。それほどまでに、僕には凡てが切実過ぎた。どれほど陳腐で何の説明にもなっていなくても、それでも敢えて「言葉にならない」としか云いようがない。素晴らしい。ついさっき読み終わっ…

終業式/姫野カオルコ/角川文庫

人生には卒業式なんかなくて、あるのはきっと、うっかり卒業式のつもりで出てしまった終業式ばかりなのではないだろうか。短い休みの後に待っているのは、結局いつもただの新学期なのだ。だって、人生って終わらないじゃないですか――。 この小説を読み終わっ…

『百億の秋に、千億の愛を』劇場版、ほか一本

http://unconditional-distraction.hp.infoseek.co.jp/x.pdf 多くは語りません。11月20日に開催される第四回文学フリマで販売予定の、そらけいさん@id:helioterrorism主宰の同人誌『ヘリオテロリズム』Vol.3に掲載されている自作のPDFを先行公開致します。初…

TRICK 新作スペシャル

一言で云うと、しっかり期待には応えてくれたかな、と。小ネタなんかについては、あまりにもいいものが沢山あって、何度か観返して楽しみたいと想いますので、取り敢えずは手短に。一番笑ったのは、上田と大柴のバトルシーン。アレはもう、最高に面白かった…

リンさんの小さな子/フィリップ・クローデル/みすず書房

あー、どうしよう。不思議と視界が霞んで、キーボードもディスプレイもよく見えないなぁ。こんなの、反則だよ……。人によってはその反則っぷりに、あざとさを感じてしまうかも知れませんが、そんなことに想い至る前に、僕の心は零れていた。涙が零れたんじゃ…