chronic life

地下室の屋根裏部屋で

僕の歩く道/第六回

古賀が自閉症の息子のことを都古に打ち明けたのは、恐らく彼女があの職場から去っていく人だったからと云うのも大きかったような気がする。勿論、輝明と都古の関係やこれまでの遣り取りがあって、と云うのが大前提ではあるけれど。で、今回はその古賀と輝明のシーンが印象的だった。都古が結婚したと云うことを巧く理解出来ずにストレスが溜まりこだわりの強くなっていく輝明や、そんな様子を見て今後の自分の人生について考える妹のりなと云うのも非常に重要だったと想うけれど、やはり小日向さんには敵わないなぁ。今後、彼が自らの息子と対面するシーンが描かれるどうかは判らないけれど、輝明のあの台詞*1と、それを受けての古賀の表情は素晴らしかった。いやー、あそこがこれまでで一番グッと来たかなぁ。後は、里江の人間ドックと云うのが、厭な伏線じゃなきゃいいんだけど……。

*1:今回は敢えて書き出しません。