chronic life

I can (not) have relations.

僕の歩く道/第九回

うわぁ、これはやられた。それにしても、どうして輝明だけ判ったんだろうなぁ。まぁ、それは愚問か。しかも、あのタイミングで来るかねぇ、本当に。ちょっとあまりにもドラマ的ではあるんだけれど、それをそう想わせない説得力と云うか地固めがしっかり出来ているから、殆ど疑問を抱くことなく、この展開を受け容れられてしまうんだよなぁ。橋部さん、やっぱ巧いわ。河原の離婚の真相が明らかになった後となっては、葛山さんと云うキャスティングは実に絶妙だったかも知れないなぁ、と想うようになりました。別に、葛山さんに悪意はないんですが、何だか凄く納得出来たと云うか、「あぁ、やっぱそういうことか」って感じでしたね。もし、都古が「離婚したい」って云い出したら、やっぱりまた「別れないでくれ」って縋り付くのかなぁ。古賀の息子とかロードバイクのことについても触れたかったんだけど、ラストのインパクトがあまりにも強かったので、ちょっと無理でした。で、次回は遂に秀治と輝明が衝突かぁ。りなも泣いてたし、どうなるんだろう。

追記

幾つか今回の感想を読んで回っていたら、最後の輝明の手紙の一文は「エクスポージャ不安で天邪鬼なことを書いただけなのかも」と云う意見を見掛けて、ちょっと雷に打たれたような衝撃を受けました。確かに、その可能性も否定出来ない。あー、まだまだ読みが甘かったなぁ。まぁ、この場合は真相がどうこうと云うのはあんまり関係なくて、都古がどんな風に受け取ったのか、と云うことの方が重要なんでしょうが。それにしても、これはやられた(二回目)。