chronic life

地下室の屋根裏部屋で

2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

演歌の女王/第一回

想像以上にコメディ寄りと云うか、映像的な遊びが多かったな、と云うのが初回を観ての率直な感想でした。イメージシーンとかファンタジーっぽい演出と云うのも、そんなに嫌いではないんですが、もっとストレートな作劇でも良かったかなぁ、とは想いました。…

初恋

劇場公開当時から、ずっと観たいとは想っていたんですが、漸く観ることが出来ました。とにかく、やっぱり宮崎あおいは凄いな、と。今、「60年代後半の女子高生」と云う設定のこの役を演じられるのは彼女だけかも知れない、と云う半ば確信にも似た想いを抱か…

エラいところに嫁いでしまった!/第一回

仲間由紀恵的には、『ごくせん』以上『TRICK』未満ってところですかね。いや、それでも想像していたよりは面白かったですけど。個人的には、磯次郎の性格がなかなか他人事とは想えなかったのが、ちょっと拙かったような気がします。しかしまぁ、その場その場…

絲山秋子『エスケイプ/アブセント』新潮社

絲山さんは本当に外れがないなぁ、と改めて痛感しました。とても面白かったです。 ……流石にこれじゃあ、ちょっと短過ぎるかな。丁度いい長さと云うのが、なかなか難しいものでして。後でもう少し書き足すかも知れません。エスケイプ/アブセント作者: 絲山秋…

新刊書店

また会う日まで 作者: 柴崎友香 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2007/01/01 メディア: 単行本 クリック: 12回 この商品を含むブログ (61件) を見る ニッポンの小説―百年の孤独 作者: 高橋源一郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2007/01 メディア…

新垣結衣が映画初主演…今年夏公開「恋するマドリ」

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070110-OHT1T00090.htm 多分『ワルボロ』も、殆ど松田翔太君とのW主演みたいなもんなんでしょうけど、一応この作品が映画初主演と云うことだそうで。で、こっちの共演は龍平君か……。まぁ、偶々なんでしょう…

1月24日返却期限

風味絶佳 作者: 山田詠美 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2005/05/15 メディア: 単行本 クリック: 24回 この商品を含むブログ (310件) を見る 南洋通信 (中公文庫BIBLIO20世紀) 作者: 中島敦 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2001/09 メディア: …

ハケンの品格/第一回

板谷由夏さんの出番も想っていたよりも多そうだし、ドラマ自体も期待以上に面白かったです。確かに主人公は春子なんだけど、周囲の美雪や東海林や里中、それに浅野や小笠原なんかのキャラクターも初回から結構しっかりと描かれていて、群像劇ってほどじゃな…

THE 有頂天ホテル

これも、昨年末にTV放送されたものを、録画したまま年を越してしまいました。折角、劇中の設定に近付けて年末に放送されたのに、結局年が明けてから観てしまったのは、些か勿体ないような気もしていたんですが、去年の映画館始めで既に一度観ていたので、ど…

竹内結子「新しい何か見つける」本格山岳映画のヒロイン演じる

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200701/gt2007010900.html あー、この映画に竹内さんも出るんだー。じゃあ、観に行かなきゃなぁ。こういうのあんまり好きじゃないんだけど、昔みたいに「映画は役者を観に行くもの」と割り切ることにしますかね。いやー、…

ヒミツの花園/第一回

予想以上に面白かったです。多少ベタ過ぎるところもあったけれど、良質のコメディだったと想います。キャストやドラマ全体の雰囲気が似通っているからか、『曲がり角の彼女』の一番面白かった頃の回みたいな感じでした。真矢さんとか寺島進さんがいい味を出…

大奥

今年の映画館初めです。これまで『大奥』シリーズを観続けてきた者として、一仲間由紀恵ファンとして、そして先日のSPにまんまと引っ掛かってしまった一人として、劇場に足を運ぶことと相成りました。感想と云うか、映画全体の印象としては、想っていたより…

堤真一、アドリブにひと苦労…主演映画「魍魎の匣」製作発表

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200701/gt2007010808.html まぁ、この並びだけ見ると(『魍魎』だし)、まるで椎名桔平さんは木場修役みたいな感じなんですが、スポニチの方の記事*1によると、椎名さんは(体調不良のため降板した永瀬さんの代役で)関口…

伊坂幸太郎『砂漠』実業之日本社

ただ、面倒臭いことや、つまらなさそうなことの説明は省くつもりなので、結果的に、鳥井たちに関連した出来事が中心になるのも事実だ。(p.56) 「惜しい」と云うのが、読み終わっての(そして読んでいる間もずっと感じていた)率直な感想だった。それはもし…

新刊書店

文藝 2007年 春号 [雑誌] 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2007/01/06 メディア: 雑誌 購入: 1人 クリック: 20回 この商品を含むブログ (31件) を見る ダヴィンチ 2007/02月号 出版社/メーカー: メディアファクトリー 発売日: 2007/01/06 メディア: …

黒沢清『黒沢清の映画術』新潮社

本当はこの本を、2006年の読み納めにしたかった。とにかく、本当に映画はいいなぁ。夢が膨らみます。よし、2007年の目標は「可能な限り、黒沢清監督の作品を観る」にしよう。Vシネとか、なかなか観られなさそうな奴も多いけど。それも、過去に遡れば遡るほど…

瑠璃の島スペシャル2007

「2007〜初恋〜」って、『北の国から』かよ! 神木君との「夢の共演」と云うことで、結構期待していたんですが、些か肩透かしだったかなぁ、と。当の神木君の役もその父親である田辺さんの役も、ちょっと共感し難くて、何だかずっとモヤモヤした気持ちで一杯…

悪魔が来りて笛を吹く

み、密室がなくなってるー! と云うか、玉虫公丸元伯爵の事件が原作以上にこじんまりとしてしまっていて、そこが何気に残念でした。まぁ、そんなに盛り上げるべきところでもなかったんでしょうが。とは云え、今回は全体的に脇のキャストの扱いが勿体なかった…

OPEN HOUSE

昨年末、TV放送されたものを録画したまま年を越してしまいました。と云う訳で、今年の映画初めは行定勲氏の長篇映画初監督作品です。しかも原作はあの辻仁成で、南果歩が離婚したばかりのユイコと云う役をやっているのが、何とも印象的。撮影当時はまだ結婚…

高岡早紀と岸谷五朗で「愛ルケ」ドラマ化

http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20070104-138077.html いやー、キャスト的には結構面白いと想うんですけど、TVだとやっぱり限界があるからなぁ。まぁ、映画にも限界はありますけど。それはさておき、二夜連続のSPドラマと云うのは、い…

明智光秀〜神に愛されなかった男〜

二時間半がとても短く感じられたので、きっと面白かったんだと想います。と云う、妙に歯切れの悪い書き出しになってしまったのは、どうしてだかよく判らないんですが、観ていて何だかとても変な感じがしたからでして。やっぱり、光秀が主役と云うのは、結構…

倖田來未『倖田式―限定版―』マガジンハウス

2007年一冊目がこれでいいのか、と少しだけ想わないでもないのですが、まぁ、読んじゃったんだからしょうがない。それに読むとは云っても、半分くらいは写真とかキャプションを眺めていたって感じなので、取り立てて感想と呼べるようなものはないんですが、…

ぼくだけの☆アイドル

いや、原作よりも面白かったんじゃないですかねぇ。まぁ、ハードルがかなり下がっていたから、と云うのもあるんでしょうが。星野亜希もハマり役だったと想うし。ただ、やっぱりあきお役が永井大と云うのは、ちょっと格好良過ぎだったかなぁ、と。それがある…