初恋

劇場公開当時から、ずっと観たいとは想っていたんですが、漸く観ることが出来ました。とにかく、やっぱり宮崎あおいは凄いな、と。今、「60年代後半の女子高生」と云う設定のこの役を演じられるのは彼女だけかも知れない、と云う半ば確信にも似た想いを抱かせてしまうほどの素晴らしさでした。そして、僕みたいな人間でも（いや、僕みたいな人間だからこそ）、やっぱり岸のような男にはどうしようもなく憧れてしまう訳ですよ。また、その岸を演じる小出恵介君が本当に良くてさぁ。特に、別荘でのシーンの二人がとても好きでしたね。青春映画、それにラヴストーリーとしても非常に面白い作品だったと想います。観て良かった。実話らしいと云う触れ込みの、中原みすずが書いた原作の方も気になるところです。

初恋 プレミアム・エディション [DVD]

初恋