chronic life

地下室の屋根裏部屋で

神はサイコロを振らない/第四回

途中までは、菊介の気持ちはよーく判ると想って観ていたのだけれど、「時代」がどうのとか云い出した辺りから、激しく「アレ?」と想った。そういうこと云う奴だったのか、菊介。正直ショックだよ……。けど、その後の姉弟の頬の張り合いが凄かったから水に流そう。って、おかしいか。瑠璃子に触発されて、またピアノ弾くようになるといいなぁ。シール手帳にしておくなんて、勿体ない。瑠璃子と云えば、ヤス子と二人で東京観光していた時の、この十年で変わったことの解説みたいなのは、正直ちょっと要らなかったなぁ。それに、十年前だってコンピュータで音楽作ってた人は沢山いたでしょうに。ちょっと、浦島扱いし過ぎ。まぁ、「少子化、すまん!」は笑ったけど。ヤス子と哲也のパートは本当にいいなぁ。ヤス子の気持ちも判るし、けど太郎さんが格好良くてさぁ、もう。ラストのプロポーズを断られた後とか、一体何ですか! こんなに素敵な太郎さん、初めて見たかも(と若干キャラがおかしい)。一方、そのヤス子に面と向かって「大嫌い!」とか云われて、気になり出した加藤教授が面白くてねぇ。あなたは一体、どういう種類のMなんですか。って云うか、「今後一切、あなたとは感情論でしか話しません」ってヤス子の宣言も凄いなぁ、と。で、今週何気に一番気になったのは、ベンガルさん(や、役名が……)の怒りっぷり。あれはどうも、まだ徒ならぬことが隠されているような気がする。理論がどうこうより、あたしゃあそっちが気になるよ。