chronic life

I can (not) have relations.

神はサイコロを振らない/第六回

先週も書いたような気がするけれど、これはやっぱり、その他の乗客のことはそんなに重要じゃなくて、メインの数人――もっと云ってしまえば、ヤス子の心の動きだけが、ドラマ全体の肝なんだと想う。だからそういう目で見れば、今週もとても良かったなぁ、と。特に、タクシーで遊園地に向かっている途中で亜紀からの電話が来て、やっぱり行くの止めにして、家に戻ってそのことを菊介に話しちゃう辺りは、胸がグーッと締め付けられた。誰が悪いって訳じゃないんだけど。その後の、四人で一緒にラーメン食べてるシーンも良かったし。それと、瑠璃子と甲斐弟の絡みもなかかいい感じだと想いました。後、このまま放置されてしまうのではないかと危惧していた、菊坊がどうしてあんなサイトをやっていたのか?と云う理由付けが、改めて語り直されたりして。いやまぁ、判らんではないけどね。ちょっと取って付けたような印象は拭えなかったかなぁ。ま、何だか菊坊が前向きになりそうな予感なので、あたしゃあそれだけで嬉しいよ。って、俺誰だよ。ところで、加藤教授は一体どこに向かおうとしているんだろうか? 面白いけど、どうにも違和感が……。