chronic life

I can (not) have relations.

赤い月

先週金曜日にTV放送されたものを録画で観ました。テーマやストーリー的にはそれほど惹かれるものはなかったんですが、やっぱりキャストが気になって観たと云うのが正直なところですかね。そういう意味では、常盤さんは凄く綺麗だったし、伊勢谷君*1も格好良かったし(前半の感情を抑えた演技なんかは、もし日本人キャストで浦沢直樹の『MONSTER』を実写化することになったら、是非彼にヨハン役をやらせてみたい!と想ったほどでした)、香川さんも磐石の巧さだし、全然文句はないんですが、想っていた通り個人的にこういう映画はあんまり好きじゃないんだな、と。「1945年の満州」と「2007年の東京」は、どちらも特別だと云う意味で両方特別ではないと想うし、だからと云ってそこに普遍的な何かがあるのかと問われれば、僕には何とも云い難い。要は、僕は選ばれなかったと云うことなのかも知れませんが。まぁ、こんな感想は読み飛ばしてもらえれば、それに越したことはないんですが……。

赤い月 [DVD]

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*1:年上なのに何故か「君付け」してしまいます