ホラーはあんまり観ないんですが、何故か深夜にTV放送されたものを録画していたので鑑賞致しました。普通に怖くて、面白かったです。で、観ている途中にどうしてこの映画を観ようと想ったのか気が付きました。木村多江さんと真木よう子さんが出られていたので、そのお二人が目当てだったようです。そのお二人以外の主要キャスト陣も、全般的に巧い方ばかりだったので非常に見応えがありました。特に佐藤浩市さんと佐野史郎さんは磐石の演技だな、と。後、南果歩さんも怖かったです。まぁ、あのオチで凡てが合理的に説明出来るのかと云われたら、ちょっとそういう訳でもないような気がしますが、そこはそれ。観ていて怖ければいいんですよ、それで。割り切れなさが残るのが、ホラーの醍醐味ってもんじゃないですか。個人的に、この映画で一番いいなぁと想ったのは、あまりにもグロテスク過ぎて自主規制したと云う側面もあるのでしょうが、救急車で運ばれてきた感染の元凶となった患者をちゃんと映さず、それを見た人達のリアクションで状態のおぞましさを表現していたところですかね。けどまぁ、観終わって暫くはちょっと何も口にしたくなかったですが。
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