読了。これってもしかして、「小説」そのものなんじゃないですか、タカハシさん? 読んでてずっと、そんな気がしてなりませんでした。タカハシさんの小説に向かう姿勢、小説に関する想いなんかがいっぱい詰まっていて、毎回云ってるような気がするけど、「この人は本当に小説のことが好きなんだなぁ」と想いました。
小説って、本当に面白くて楽しいものなんだなぁと、改めて深く実感出来る一冊で、小説を書くつもりがない人にも、是非お薦めです。勿論、これを読んで小説を書きたくなってくれたら、更に嬉しい限りですが。
一億三千万人のための小説教室 (岩波新書 新赤版 (786))
- 作者: 高橋源一郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2002/06/20
- メディア: 新書
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