メインキャストや主要スタッフのインタヴュー、それにメイキング・スタッフの撮影日誌なども掲載されていますが、やはり一番の読みどころは、中島哲也監督によるシナリオの採録だと想われます。映画を観ただけでは、些か理解の及ばなかった部分が、かなりの割合でクリアになり、映画・原作・シナリオを脳内で照らし合わせることによって、漸く僕の中で『嫌われ松子の一生』に一区切りが付いたような気がします。
- 出版社/メーカー: キネマ旬報社
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
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