chronic life

I can (not) have relations.

雨と夢のあとに/最終回

ここまでの流れを考えれば、どんな展開になったって感動するとは想ってたけど、やっぱ泣けたなぁ……。特に岳さんと朝晴の別れのシーンと、観覧車のシーンは本当堪んなかった。岳さんが桜井家で朝晴を叱咤したトコも良かったし、トムさんは本当にいい仕事したよなぁ。いやー、助演男優賞は決まりかな。
観覧車の中もね……ヤバいね、アレは。雨の泣き顔がもう、本当に……言葉が出ないッス。その直前に、雨が北斗に「え、ほっくんは乗らないの?」とか調子の外れたことを訊いたのなんて、すっかり忘れちゃいましたよ。
もうこうなったら、暁子のスーパーゴースト振りは、大目に見ようじゃないか。だって、観覧車のシーンとか、そりゃあ勿論雨と朝晴二人でも充分感動的なんだけど、やっぱ暁子さんもいてこそ、じゃない? 他にも、マリアから雨を逃がすトコとか、朝晴にマリアと話すように諭して、朝晴がマリアにも見えるようにするところとか、暁子さんがいてこそ、成り立ってるシーンも沢山ある訳で。何かよく判んないけど、暁子さんは色々出来て凄い幽霊だった、ってことで受け容れますよ。
そんな訳だから、最終回にして霧子とか真昼にも朝晴の姿が見えたところは、何かもう普通に感動しちゃって……ウルウルですよ。理屈じゃないなぁ、こういうのは。
キャストとストーリーの概略を最初に聞いた時も、それなりに楽しめる作品になるだろうなぁ、とは想ってたけど、ここまで感動させられるとは想わなかった。完全に予想を上回る出来だった。この枠では、久し振りに大ヒットだったなぁ、個人的に。