chronic life

I can (not) have relations.

新本格魔法少女りすか/西尾維新/講談社ノベルス

読了。画像出ないし(笑)。今更読みました、一冊目です。
まぁ何と云うか、嫌いな人は嫌いだろうけど、僕は西尾維新の後書きが大好きだ。もっと溜まったら、後書きだけで一冊に纏めて欲しい位に好きだ。と云うか、某先生みたいにエッセイとか書いたら絶対買う。小説より寧ろ、そっちの方が読みたい。何か捩れているような気がしないでもないが、そういう意味で今回の「後記」は良かったと想う。本篇に一切触れずに、「後記」の話ばかりするのはどうかと想うが。
第三話だけ初読だった訳ですが、これが一番面白かったかなぁ。魔法の効力が一番イメージし易かったし(笑)。しかし、りすかと創貴の関係が、第三話にしてここまで描かれるとは正直意外だった。創貴はもう暫くクールに、冷徹にりすかに接していて欲しかった。これじゃあ普通じゃないか。普通の少年と少女じゃないか。
何だかんだ云って、やっぱり西尾維新はジャンプ的大団円が好きなんだろうなぁ、と確信した一冊でした。それが駄目とか厭とか云うことではなくて、「やっぱそっちか……」って感じな訳です。それと最後に一つだけ予想。水倉神檎って、実はチェンバリンなんじゃないの? 理屈は特にない。強いて云えば、勘かな。

新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)

新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)