chronic life

I can (not) have relations.

アイデン&ティティ

こっちは本当にもう、特大の大傑作。今迄観逃していた自分が腹立たしい位、僕の直球ド真ん中。僕は、この映画を観る為に生まれて来たのかも知れない――は云い過ぎだけど。
まぁ、ある意味超有名な作品な訳で、粗筋とか解説みたいなコメントは無し。それに、内容はそれぞれが観て感じて欲しいので、細かいエピソードに関する感想も無し。所謂、大味なコメントです。
取り敢えず又、僕の中での歴代映画ランキングが大きく塗り替えられた気がした。この1,2年で、僕の中でのベスト5位は全部入れ替わった訳ですが、又そこに食い込んで来やがった。畜生。何か判んないけど悔しい。こういうのが好きで堪らないってことが、本当は一寸恥ずかしいのかも知れない。けど、僕は自分の気持ちには嘘が吐けないので、面白いものは面白いと云うし、最高なものは最高だとしか叫べない訳で。あぁー、何か凄ぇ嬉しい悲鳴って感じだ。是から若し、何か厭なこととかあって落ち込んだら、この映画を観ればいいんだって想った。本当に、最高でした。睡眠時間を削ってでも、返す迄に最低後一回は観よう。そして、お金が出来たら絶対DVD買う。『きょうのできごと』と一緒に買う。
しかし、是って女の人が観たら、「あんな女いる訳無いじゃん」とか云うんだろうなぁ、と想うけど、そんなことは僕だって百も承知で、そんなことは寧ろ痛い程判ってるけど、そんなことは関係ないんだよ。そんなのはロックじゃないんだよ。ゴジラは本当にいるから凄いのか? ホームズは本当にいるから偉いのか? そうじゃないだろう? 誰かが求めているものを、誰かが欲しがっているものを、与えてくれるから素晴らしいんじゃないか。だから僕は、それを幾ら妄想だ、理想だと云われたとしても、僕はそれを追い求めるのですよ。それに感動するのですよ。ロックですよ、愛ですよ。Love,Mystery,Rock 'n' rollですよ、皆さん。違うか。