金曜日にTVでやってた奴のヴィデオを、漸く今日観ました。TVだから、当然の如く日本語吹替え版ですが、一応ノーカットだったらしい。らしいと云うのは、微妙に編集点が気になった処があった為。多分、僕の気の所為です、はい。
映画館・ヴィデオ・DVD・TV・原作含めて、初『ハリー・ポッター』。色々と、メディアの露出とかは見てたけど。率直な感想としては、食わず嫌いすることは無いな、って感じ。『ロード・オブ・ザ・リング』を観た時も想ったけど、別に嫌いな訳じゃないんです。唯、そこ迄興味を惹かれないと云うか、決定打が足りないんです、好きになる。キャラとしては、金髪のオールバックの厭味な奴とか、ドラゴン欲しがってた口が軽い人とかが好きです。
それと、是はアニメでも小説でもそうなんですが、正面切って「魔法です」みたいなのは、やっぱり一寸苦手なのかも知れない。『ハリー・ポッター』に関して云えば、是は別に異世界ものとかじゃなく、一応は現実と地続きって設定なんだろうけど、何だかやっぱりどうしても座りが悪いような気がしてしまう。まぁ、僕にとっては洋画自体が、ある意味「異世界もの」なんだけど（苦笑）。
全般としては善く出来てるし、CGとかの使い方も巧いし、ストーリーテリングも悪くない。ハリー・ポッター自身の自分探し＝過去探しであると同時に、現在進行形の友情譚である点も良い。学園ものでライバルがいてスポーツがあって、色んな先生とかサブキャラ（動物等含む）が出て来て、魔法の見た目も面白い。だから、観てて飽きないし、長いとも想わなかった。ラストも一応一捻りされてるし、次作への期待も高まる。何も悪い処は無いし、非難する積もりも人気を貶す謂れも無い。寧ろ、ヒットするのは必然であるとさえ想う。
つまり、そういうこと。是で判って下さい。
取り敢えず、現在公開中の第三作に、僕の好きなゲイリー・オールドマンが出るので、近い内に『秘密の部屋』はヴィデオか何かで観て、『アズカバンの囚人』は劇場に観に行こうかと想ってる。
しかし、多分はーと付き合ってなかったら、是も『ロード・オブ・ザ・リング』も観てなかっただろうなぁーっと、改めて想った。この調子だと、その内『マトリックス』三部作も観てしまいそうだ。ふむ、愛の力は偉大だなぁ（笑）。処々、「？」な場面があったので、一寸訊いてみようかと想う。僕にとっては、『リアル鬼ごっこ』位面白かったです（誉め言葉）。
追記：途中でハリーとかがやってた、箒に乗ってやる空中ラグビーみたいな奴は、今一カッコ良いと想えなかった。と云うか、前半皆がデカイ方の球を追っ掛けてた時、ハリーは一体何してたの？ ボーっと見てて、びっくりした時だけカメラに抜かれたみたいになってたよ。
