chronic life

地下室の屋根裏部屋で

佐藤友哉ばりに

今日、人生で初めての行動が幾つかありました。譬えば、初めて書いた書類だったり、初めてした話だったり、初めて買った雑誌だったり……etc.
しかし、この幾つかの初めてと云うのは、ひいてはその根元たる、僕の人生において初めての「決断」があったからこそ生じたものであって、凡てはそれの派生なのです。根幹に対する枝葉なのです。
本当に僕は、今迄二十二年間生きてきた中で、今日初めて自分自身で自分の道を決めたのではないかと想う。高校に進学する時も、今の職場に就職する時も、その他諸々の選択の時にも、僕は何となく、廻りの期待と、自分の諦観と、全体の雰囲気に押し潰されて、深い意思も無く此処迄来た気がする。それはとても、決断や選択と呼べる代物ではないのだよ、明智君。しかし、それでは拙いんじゃないだろうか? 僕はそろそろ、自分で決めて自分で行う――独り立ちしてもいいんじゃないのか? いや、寧ろするべきではなかろうか……と想った処に、今回の決断の理由の一つもある。
因みに是の見出しには、色々深い意味が込められているのだけれど、それを受け取って欲しい人と、受け取れる(ムダ)知識のある人が、全くもって喰い違っている。だから、それに気付く人間は、世界に僕唯独りだと推測される。まぁ、その内誰かが気付くかも知れないけどね。少なくとも、僕の周囲の人々には判るまいて。おーっほっほっほっほ〜(白鳥麗子as松雪泰子風)♪