2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧
おかしな人である。小説ではない文章を読んでいると小説のような気がしてきて、小説を読んでいると小説ではないような気がしてきてしまう。そんな保坂和志の諸作の中でも、この本は特に変わっている。「異色の作品集」と云ってもいいかも知れない。 表題作で…
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-060106-0006.html 遂に来たか。いつかこういう日が来るんじゃないかと危惧していたんですが、とうとう来てしまった。小林武史Pで、作詞はELT持田との共作か。そんな、悪い出来にはならないと想うんだ…
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/jan/o20060105_50.htm 続篇やりそうな雰囲気ではあったんだけど、まさか今このタイミングで連ドラ枠を新設するとは。やっぱり最近のテレ朝はアグレッシヴだなぁ。しかし、と云うことは現在金曜午後9時から放送されて…
素晴らしい。『古畑』史上、屈指の傑作だったと想います。色々と横溝的な雰囲気満載だった訳ですが、僕がそれを最も感じたのは、鎧が家に戻ってきて、雪が降り出したシーンでした。この、犯行に必要な諸要素が冒頭で揃っていくと云う流れは……アレですよね。…
実に『古畑』らしい、犯人役のキャラとか特性を生かした内容だったと想います。第1夜は、他人のフィールド*1にお邪魔したって感じだったんですが、こちらは寧ろ、イチローを古畑ワールドに迎えたってところですかね。元々イチローは『古畑』シリーズの大ファ…
http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/index.htm 松尾スズキが新聞なんかで大きく扱われていましたが、個人的にはやはり絲山さんが気になります。取り敢えず、候補作の「沖で待つ」を『文學界』で読もうと想います。
締め括りに相応しい内容だったと想います。雰囲気的に、僕の一番好きだったのり子・ケンドールや二葉鳳翆辺りの事件に近い感じがして、もうそれだけで嬉しかったです。最後に小石川ちなみに言及していたところも良かったですが、前半で春峯堂の事件について…
これまた、昨年末にTV放送されたものを録画で観ました。一昨年の9月にレンタルして観ていたので、約一年半振りの再観。やっぱり素晴らしかったです。恋愛映画では、僕の中でベスト3くらいに入ると想います。恋って、その一つ一つがどれも特別であると云う意…
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-060103-0007.html ま、マジのすけ〜!? 全然知らなかった。しかも出逢いが『浜ちゃんと!』ってのが、何か凄い。しかし、僕はどうしてこんなに驚いているのだろうか。自分でもよく判らない。
昨年末に『容疑者Xの献身』を読んだ時*1に感じた「東野圭吾をもっと読もう」と云う想いに応えるべく、先ず最初に手に取った一冊。東野のエッセイとかコラムの類を読むのは、実はこれが初めてだったのですが、前々から感じていた通り、この人は本当にクレバー…
熱い、熱いなぁ。大河本篇の時も熱い回やシーンは沢山あったけど、今回はそれに輪を掛けて熱かった。非常に凝縮された、濃密な一時間半だったと想います。男同士の想いと想いのぶつかり合いを、三谷さんらしい会話劇で軽妙に描き、その先に夢と希望を見出さ…
年末にTV放送されたものを録画で観ました。これが今年の映画始めだった訳ですが、大変新春に相応しいポップな作品でした。僕のポップ感は、多少歪んでいるかも知れませんが。しかし、正味二時間の内、凡そ30分も編集で切られた状態では、果たしてこの映画を…
二週間ほど前から、新年一発目の読書はきっとこの作品にしようと決めていました。連ドラ、映画と遡って、足掛け三年目にして漸く原作まで辿り着きました。その他にも、舞台やコミックやドラマCDなど、まだまだ色々とある訳ですが、一応僕にとっての『世界の…
本年の抱負は、高橋克実的ポジションを目指すことです。来年のお正月には、ピンクの着物が似合うようになっていたいです。
年も改まったことなので、今日から少しだけ更新形態を変えようと想います。とは云え別に大それたことでもなくて、一日に複数のエントリーを書く際には、より新しい書き込みを上方向に追加していくことにしようと云うだけでして。もしかしたら、その内やっぱ…