chronic life

I can (not) have relations.

ジョゼと虎と魚たち

これまた、昨年末にTV放送されたものを録画で観ました。一昨年の9月にレンタルして観ていたので、約一年半振りの再観。やっぱり素晴らしかったです。恋愛映画では、僕の中でベスト3くらいに入ると想います。恋って、その一つ一つがどれも特別であると云う意味において、特別なものは一つもないような気がする。だから、彼らの恋も特別であって特別ではなかった。そこに、僕は惹かれる訳です。
最初に観た時も想ったけど、後半のジョゼと上野樹里の対決のシーンがとても好きです。ジョゼの乳母車を押してきた女の子が、もう本当にいい顔をしている。後、これは今回初めて想ったんですが、結構ライセンスがいい感じのアクセントになっているなぁ、と。恒夫の大学の(新歓)コンパのシーンとか、最高だもの。
それにしても、僕の好きな恋愛映画は、大抵ラストで主人公達がくっ付かないよなぁ。別れるかどちらかが死ぬか、或いは何かしらの理由で離れ離れになって終わる。つくづく、そういう星の下に生まれているんだなぁ。と云うか、趣味の問題か。

ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]

ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]