で、これが二本目です。どうして『某ワールドシリーズ』じゃないんだ?と訊かれたら、「渋谷の映画館でしか使えない特別鑑賞券を買ってしまったので(今日行ったのは立川の映画館)」と普通に答えるしかないんですが、そっちも必ず近い内に観に行くつもりです。いや、絶対観に行きます。だって、鑑賞券買ってるし。で、話を戻して『涙そうそう』ですよ。公開されてからずっと観に行こうと想っていたんですが、漸く観ることが出来ました。こちらは『虹の女神』と違って、予想通りと云うか期待通りの出来だったと想います。と云うか、長澤まさみ、妻夫木聡、麻生久美子、塚本高史、森下愛子……って辺りが、一つの画面の中で絡んでいるのを観られたら、僕はもう充分満足な訳ですよ。ぶっちゃけ、話が超つまんなかったとしても、それだけで千円の価値はあると想う。少なくとも、僕にとっては。だから、観たのが今日だったと云う時点で、「損したなぁ」と想うことは100%なかった訳です(映画の日は一本千円ですから)。で、ストーリー自体も、結構自分の好きな感じだったんですよねぇ、途中までは。いや、終盤までは。とにかく、「血の繋がらない家族(特に父娘か兄妹)もの」には目がない僕としては、もう設定を聞いた時点でアリだったんです。だから、台風のところくらいまでは凄く良かったんですよ。ただ、そこから先がかなり強引と云うか、説得力に欠けたかなぁ、と。そりゃあ、哀しいですし泣きましたけど、この展開はちょっと……。以下、『虹の女神』と本作の内容に大きく触れてしまうので畳んでしまいましょう。その前に一言だけ。オバアは反則。あんなもん、誰でも泣くっちゅうねん。あー、スッキリした。
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