chronic life

I can (not) have relations.

新選組!! 土方歳三 最期の一日

熱い、熱いなぁ。大河本篇の時も熱い回やシーンは沢山あったけど、今回はそれに輪を掛けて熱かった。非常に凝縮された、濃密な一時間半だったと想います。男同士の想いと想いのぶつかり合いを、三谷さんらしい会話劇で軽妙に描き、その先に夢と希望を見出させる。最後まで諦めず、死ぬためではなく生きるために戦った土方歳三と云う人物の生き様が胸に響いてきて、想わず何度も涙腺が緩んでしまいました。本篇の時は、そんなに土方好きでもなかったんだけど、こりゃあ確かに格好いいわ、と再認識。その土方と最期の夜を共にした榎本武揚大鳥圭介も非常に魅力的でした。近藤亡き後、他の隊士などはいたとしても、恐らく深いところではずっと一人で戦っている心境だったであろう土方が、最期に彼らのような人物と心を通わせられたと云うことが、大河を通じて一年間土方を見てきた者の一人として、純粋に嬉しかった。って、俺は一体何者だ?