「共感と驚異」と云う項があるんですが、正に穂村さんのエッセイ自体が、僕にとっては「共感」と「驚異」を与えてくれる文章であると感じています。読みながら、「そうそう、そうなんだよなぁ」と深く首肯するところもあれば、「え、どうしてそんな考え方になるの?」と不思議に想って理解出来ないところがあったりもする訳です。まぁ、トータルで「面白い」と云ってしまえば、それまでなのかも知れませんが。いや、しかしそう一括りには出来ないのが、穂村さんの魅力なのではなかろうかと。
- 作者: 穂村弘
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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