chronic life

地下室の屋根裏部屋で

基本的に、自分の人生から降りるためには、肉体的な終わりをグッと引き寄せるしかない。名前や姿形や生きる場所を変えてみても、自らの中で過去の某かと地続きになっていては、それはやっぱり「自分の人生」から逸脱するものではない。死んでしまいたいが、それでも死にたくはないのである。ならば、生きるのみ。それ以外のことは、凡て些末と云い聞かせながら。


基本的に、自分の人生から降りるためには、肉体的な終わりをグッと引き寄せるしかない。名前や姿形や生きる場所を変えてみても、自らの中で過去の某かと地続きになっていては、それはやっぱり「自分の人生」から逸脱するものではない。死んでしまいたいが、それでも死にたくはないのである。ならば、生きるのみ。それ以外のことは、凡て些末と云い聞かせながら。