chronic life

I can (not) have relations.

たったひとつの恋/第八回

亜裕太キター! いつかこんな日が来るんじゃないかとはずっと想っていたんですが、遂にやってくれましたよ、亜裕太が。『あすなろ白書』の取手君の「俺じゃ駄目か?」以来の衝撃でしたね、今回のラストは。突然、菜緒が部屋にやってきてからの遣り取りの途中で、明らかに「年中無休の優しい友達」から「男」の顔に変わりましたもん。あー、でも、多分「ごめん……」とか云って直ぐ離れるんだろうなぁ、亜裕太だから。その前の、菜緒が雅彦と云い争ったり、出て行くのを引き止めようとするみつこが「恋って怖いわね」とか云う辺りは、ある意味ちょっとシェイクスピアっぽい感じがしましたね。こんなことを書くと、本能寺海造に何て云われるか判ったもんじゃないですが。しかし、色々とタイミングが悪いよなぁ。特に棚田さんとか、何でこの日のこの時間なんだよ。って云うか、あそこでCM挟むの反則。それに、たまたまあの時弘人がいなかったからって、別に菜緒は廉と一緒にあの家で弘人の帰りを待てばいいじゃない。まぁ、亜紀子のこととかも色々あるから、そういう訳にもいかなかったんだろうけど。と云うか、亜裕太の部屋よく判ったよなぁ。甲にでも訊いたのかなぁ。それとも、専門学校の寮とか? まぁ、そこを深く掘り下げるのは止めましょうか。後、弘人が折角作った指輪を落とした時の、水中に沈んでいく画が必要以上に綺麗で、何だかとっても切なかったです。菜緒も大いに大変そうではあったけれど、今回は全体的に弘人が凄く辛そうでした。もうこれ以上、苦しんで欲しくないのになぁ……。