chronic life

地下室の屋根裏部屋で

瑠璃の島/第八回

佳江と壮平の駆け落ちは、シミジミしてるとも云えるだろうけど、そんな敢えてやるほどのことでもなかったかなぁ、と。あれなら別に、島の中にいたって、幾らでも描き方があったと想うんだけど。島からの「脱出」ってのがやりたかったのかなぁ、多分。
瑠璃は勿論だけど、さなえ先生がかなり島に親しんできたな、と。最初の頃の彼女だったら、とても今回のような台詞や表情はなかっただろうなぁ。それもこれも、瑠璃と川島のお蔭かな。
と、その川島……もとい高原は、やっぱり島の皆を哀しませてしまうことになるんだろうか。と云うか、次回予告では殆ど高原と本当の川島の回想シーンばっかりだったので、漸くそっちの謎は解消しそう。ま、それを受けた上で、高原がどうするのか、ってのが肝な訳ですが。しかし、あの殴り合いはなかった方が良かったんじゃないの?
で、ラストの子供三連チャンの台詞攻撃も、瑠璃といっちゃんまではまだ良かったんだけど、暁がどうもねぇ。彼に演技力云々をどうこう云うのもアレなんだけど、暁のせいで今回は全般的に嘘臭かったなぁ。だって、熱に魘されて、「おじさん、おばさん……」って云った後に「カード……」って。そんなに大事なら失くすなっての。って云うか、それが一番大事か?って感じなんだけど。
何だかんだでいっちゃんも島に残りそうな雰囲気なんだけど、そしたら益々中学校どうにかしないと。校長頑張って。
ところで、あのジャーナリストはもう少し島に残るのかね? と云うか、アレでもう豊年祭はお終い? あーあ、高原のせいで(笑)。