chronic life

I can (not) have relations.

瑠璃の島/第三回

どうして毎回脚本家を変えるんだろう? 如何にも理不尽、と云うか不自然だ。一話完結色が強いドラマならそれでもいいけど、このドラマの場合、やっぱり一人の脚本家が書き切った方がいいと想うんだけどなぁ。判らん。
今回が特に駄目だったとか、そういうことが云いたい訳ではない。瑠璃と直二人のシーンや、照明絡みのシーンなんかは、丁寧に描かれていて好感が持てた。特に砂浜で母子が別れるシーンは、両者の好演もあって、胸に迫るものがあった。
直役の西田尚美さんは、難しい役を実に見事に演じ切っていたと想う。しかし、どうも初回に出て来た直とは何だか微妙に違うような気がしないでもない。それはやっぱり、脚本の問題だと想う。台詞であったり行動であったり、色々細かいことが積み重なっての印象論でしかない訳だけれど。
一方瑠璃は、どんどん平泉さんが求めていたようないい子になってきている気がする。こちらには色々と必然性がある訳で、特に違和感を感じたりはしない。しかし、彼女が問題を起こさずに、巧くドラマが動いていけば良いのだが。そろそろ、豪華な脇役陣にスポットが当たり始まる頃かも知れない。
予告では、またゲストが登場しそうな雰囲気だったけれど。