chronic life

地下室の屋根裏部屋で

今日は一日病気の話です

薬のお蔭か、痛みは殆どなくなりました。西洋医学は偉大です。まぁ、コットンが入りっ放しなので、その違和感は拭えませんが。しかし薬の所為でか、変な時間帯に転寝してしまい、『木製の王子』の再読が自分の想ったように進みませんでした。実は私、麻耶作品の中で、是が一番初読時に苦労していたのでした。『夏と冬の奏鳴曲』よりも、こっちの方が読み進めるのが大変だったのです。何故かって? それは作品の構成に言及しないといけないので、又再読し終わった時の感想に、ネタバレ有りで書きたいと想います。
では、その時に――。

◇追記◇*1

その『木製の王子』について、昔から疑問に想っていたのだけれど、未だ誰にも聞けずに善く判らないままなのが、実は読み方だったりする。普通にいけば「もくせいのおうじ」なんだけど、タイトルの元となったバルトークのバレエ組曲は「かかしのおうじ」と読む訳で、はてさてそれではこの麻耶の小説は一体どっちなんだ?と。振り仮名が振ってあるのを見たことが無いので、正直どっちか判らない。まぁ、自分で個人的に読んだり書いたりしている時は「もくせいのおうじ」の積もりなんだけど、人と話す時は……未だ無いかも知れません。
教えてはてなダイアラー(笑)。

*1:の方が長いじゃんよ