chronic life

地下室の屋根裏部屋で

アンフェア/第八回

アンフェアと云うか、色んな意味でルーズですよね。特に山路管理官。幾ら愛人だからって、そんなに簡単に喋っちゃ駄目だって。と云うかそもそも、どうして雪平はこの件に限って、山路のことを信用しちゃってるんだろうなぁ。まぁ、山路が犯人側だったら、あんな要求する筈ないんだけどさ。それにしても、犯人と判ってから、蓮見のことが異常に怖くて仕方ありません。特に笑った顔が。しかし、ところどころで怪しい表情とか動きとかするもんだから、三上に対する疑惑も拭い去れず。ラスボス……か? 雪平が、広田を撃とうとしている牧村を説得するために未央の話をしたところでは、ちょっと涙腺緩んだなぁ。やっぱ、こういう血の繋がりのない擬似親子みたいな関係に、頗る弱いんだよなぁ、俺。しかも今回、あんな終わり方だし。どうしてくれようか。それにこのままだと、雪平父の殺害事件まで手が回り切らないような気が……。