chronic life

I can (not) have relations.

アンフェア/最終回

何と云うか、一番筋の通った黒幕の正体だったなぁ、と。他にも、ただ怪しい人は色々いたけれど、論理的に考えて最も可能性が高かったのは、あの人でしたからね。タイトルバックのモノローグも、一人だけ残ってたし。とは云え、全部が全部スッキリ腑に落ちたって訳でもないんですが、そこはそれ。黒幕の動機や背景なんかについても、概ね想像の範囲内だったかな。雪平との遣り取りに関しては、最後まで『アンフェア』としての一貫性を持たせていたので、その志は評価出来ると想います。ただ、個人的にはラストのDVDはちょっと蛇足だったかなぁ、と。まぁ、あってもいいとは想いますけど(どっちだよ!)。話は変わって、安本と小久保の絡みは、恐らく山路の次の管理官の人事関連の話だったんだろうと想像します。しかし、結局雪平の父親殺害事件の話は本筋に絡んでこなかったなぁ。続篇やるって感じでもないし(いや、雪平が最後に何か見付けたっぽいのは僕も気になりますが)。まぁ、僕の心の中だけで、実は安本が犯人だったと想っておくことにしましょうか。久し振りに、「犯人誰だろう?」とか悩みながら観られて、楽しかったです。