chronic life

I can (not) have relations.

05夏クールドラマアワード

まぁ何と云うか、最後の最後に『電車男』の最終回を観て、色々と考え直しました。
以下各賞についての補足、或いはドラマ狂の戯言。

  • 作品賞:最終回を観るまでは4位くらいのつもりだった『電車男』が、まさかの1位。もうね、完全に参った。ここまで面白くて笑えるものになるとは、とても想っていなかった。完敗です。一方、世間の評判はイマイチだった『スローダンス』は、完全に自分の好み。フジはこの作品を、失敗だと想って欲しくないなぁ。『女王の教室』と『ドラゴン桜』は、違った意味で満足させてくれる学園ものだった。両方とも、続篇やらないかなぁ。『いま会い』は、映像の美しさとキャストが良かった。脚本的にくどかったり腑に落ちない点は色々あったけど、最終的には「純愛って、こんなもんだよな」と達観するに至った。それもまた、意味があることだ。
  • 主演男優賞:ここも直前まで二人が逆だったんですが、『電車男』の最終回を受けて変えました。いやー、本当に伊藤君頑張った。良くやった。阿部さんが巧いのはいつものことだから、今回は一歩引いていただいて(笑)。
  • 主演女優賞:天海さん、2クール連続主演女優賞ですよ。本当に凄いなぁ。しかも全然違う役だし。阿久津真矢と云う役は、天海さんありきですよね。杏ちゃんは、何だかんだ云ってやっぱ芝居がいいよなぁ。特に泣きの芝居はもう抜群。
  • 助演男優賞:ここも『電車男』の最終回を観るまで(以下略)。豊原さんがこんなに弾けた役をやるとは、正直意外と云うか、ある意味吹っ切れたな、と。これを機に、役の幅が広がるんじゃないだろうか。トオルさんは、途中でフェードアウトしてしまいましたが、ある意味今回のドラマ版『海猿』の牽引役だったな、と。いい役だったし、いい芝居だった。
  • 助演女優賞:ここはもう、中盤くらいで二人とも完全に固まっていた。白石さんは完全にこの役で化けたね。女優として一皮剥けたと云うか、一花咲きましたよ。ま、だからと云って仮にこういう役が続いちゃったりしたら、ちょっとどうかと想うけど。広末は、復帰第一作だったけど、確かな存在感をしっかりアピール出来たかな、と。まだまだイケるよ、広末。
  • 新人賞:これはもう、『女王〜』で「もう一人の女王」を見事に演じ切った志田未来ちゃん以外には考えられないでしょう。次点も、『女王〜』の生徒から選んでも良かったんだけど、ここは一つ、他の人があんまり評価してなさそうなところで、『スローダンス』の西野さんを。いや、案外頑張ってたって、マジで。
  • 以下各賞:脚本賞は正直、他に特に目に付く奴がなかったもんで。衛藤さんは、これからも頑張って欲しいと素直に想いますが。演出賞は、画作りの美しさに一票。主題歌二曲は鉄板。TB賞は、やっぱ『女王の教室』でしょ。天海さんじゃなきゃ、あのダンスは無理だって。キャスティング賞は、三田さんと岡本さんのハマりっぷりと、主演二人を起用した英断、そして何より黒川智(ry。特別賞もその流れで。いやー、本当黒川さんはヤバいね。