実際は、もうすっかり2010年なんですが、2009年の個人的総括がまだ全然出来ていないので、後三つほどこの日付で書きたいと想います。で、その第一弾が「オレベス」の《連ドラ篇》です。今年通しで観た連続ドラマは、昨年よりも更に十作以上増えて全87作品*1でした。いや、もうはっきり云って増え過ぎですね。恐らく、これ以上多くなることはもうないと想います。雑感としては、今年はドラマかどうか判断に迷うような、境界的な番組が多かった印象がありますね。例えば『偉人の来る部屋』や『ママさんバレーでつかまえて』、それに『タイムスクープハンター』や『探偵Xからの挑戦状!』なんかもかなりドラマ的な要素が強かったように感じました(因みに、前者二作は連ドラとしてカウント、後者二作はカウントせず)。そんなこんなで、僕のベストテンは以下の通りです。
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次点は、『白い春』『BOSS』辺りで。ちょっと何だか、ごった煮みたいなラインナップになってしまいましたね。以下、各賞は続きをどうぞ。
○主演男優賞:松山ケンイチ(銭ゲバ)
アクの強い面子が並びましたねぇ、今年は。まぁ、僕が並べたんですけど。阿部寛さん*2とか、オダギリジョーさん*3とかも、挙げたかったんですけどねぇ。
○主演女優賞:天海祐希(BOSS)
- 次点:綾瀬はるか(MR.BRAIN/JIN-仁-)
- 次点の次点:吹石一恵(風に舞いあがるビニールシート)
綾瀬さんは、主演かどうかちょっと異論もあるかとは想いますが、出演作の中でそれくらい存在感を発揮していた、と云うことで。長澤まさみさん*4と北川景子さん*5も、個人的には良かったです。
○助演男優賞:遠藤憲一(本日も晴れ。異状なし〜南の島 駐在所物語〜/白い春/外事警察)
エンケンさんは、初主演の『湯けむりスナイパー』やSPドラマ『白洲次郎』、それに来年3月まで続く『不毛地帯』、更には『JIN-仁-』の提供ナレーションまでと、八面六臂の大活躍と云っても過言ではない、一年だったと想います。内野さんの龍馬も良かったんですけどねぇ……。って云うか、キャナメ出てるなぁ。
○助演女優賞:ミムラ(銭ゲバ/コールセンターの恋人/サムライ・ハイスクール)
ミムラさんは、今年一皮剥けた感じがしました。出演した凡ての作品で、特異なキャラクターや心情を見事に演じ分けられていたと想います。他にも、貫地谷しほりさん*6、仲里依紗さん*7、水川あさみさん*8、村川絵梨さん*9に芦名星さん*10などなど、今年は助演女優が豊作な年でした。
○新人賞:桜庭ななみ(赤い糸/ふたつのスピカ/恋して悪魔〜ヴァンパイア☆ボーイ〜)
- 次点:杏(天地人/華麗なるスパイ/サムライ・ハイスクール)
- 次点の次点:嘉数一星(アイシテル〜海容〜)
某こども店長を入れても良かったんですが、何だかねぇ。杏さんは、この先もっと化けると想います。と云うか、化けて欲しい(と云う希望)。
○オリジナル脚本賞:池端俊策(ぼくの妹)
大森美香さん*11も挙げたかったんですが、僅かに及ばず(僕の心の中で)。
○演出賞:大根仁(湯けむりスナイパー)
一人で凡ての回を演出された*12このお二方が、特に印象的でした。
○音楽賞:深夜食堂
とりわけOPの惹きが強烈で、一気にその世界観に浸ることが出来ました。
○主題歌賞:いきものがかり「ふたり」(ぼくの妹)
- 次点:B'z「イチブトゼンブ」(ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜)
殆ど「僕が今年よく口ずさんだ歌」と一致しますね。後は、柴咲コウさんの「ラバソー 〜lover soul〜」もタイトルバックとよく合っていて好きでした。
○キャスティング賞:ラブシャッフル
メインの八人のバランスが凄く良かったと想います。もう、皆が主役!って感じで。
○特別賞:ドラマ24(セレぶり3/湯けむりスナイパー/怨み屋本舗REBOOT/嬢王 Virgin)
テレ東系の連ドラ枠なんですが、今年は通年、非常にレベルが高かったと想います。僕好み、と云ってしまえばそれまでかも知れませんが。